冷凍ブロッコリーにも栄養はある？上手な解凍方法やレシピをご紹介！

生のブロッコリーと比べてまずいといわれがちな冷凍ブロッコリーですが、レシピ次第ではおいしい料理に仕上がります。コンビニでも冷凍ブロッコリーは販売しているので、わざわざスーパーに寄らずとも手に入る便利な食材といえるでしょう。食材を洗う必要のない冷凍ブロッコリーを使った時短レシピは忙しい日の味方ですよ。

ブロッコリーは緑が鮮やかで、栄養豊富です。健康作りのためにもお弁当に入れたい一品でしょう。ブロッコリーのナムルはレンジだけでさっと作れるのが魅力ですね。水っぽくならないように水気はしっかり切りましょう。

• 冷凍ブロッコリー：6〜10房
• 塩：小さじ1/3
• ごま油：小さじ2
• すりごま：大さじ2
• かつお節：適量

1. 冷凍ブロッコリーと小さじ2杯の水を耐熱容器に入れ、電子レンジで解凍する（600W2分ほど）
2. 水気をよく切る
3. 塩、ごま油、すりごま、かつお節を加えてよく和える

ブロッコリーとアンチョビのソテーはおつまみにもパスタのソースにもおすすめです。コンビニで市販のブロッコリー、アンチョビを買って帰ればさっと作れる簡単レシピです。

• 冷凍ブロッコリー：250g
• アンチョビ：2～3切れ
• にんにくチューブ：2cm
• 鷹の爪または七味唐辛子：適量
• オリーブオイル：大さじ2
• 粉チーズ：小さじ2

1. 冷凍ブロッコリーを軽く湯通しするか、レンジで解凍する（あとでソテーするので解凍は軽めでOK）
2. フライパンにオリーブオイル、にんにくチューブ、鷹の爪または七味唐辛子をいれて加熱する
3. 香りが立ってきたところでみじん切りにしたアンチョビと解答したブロッコリーを加えてさっと炒める
4. 皿に盛りつけ、粉チーズをかければ完成

生ハムとゆで卵のブロッコリーサラダは見た目も華やかで、パーティーなどの一品にもおすすめです。大人も子供も好きな人気のマヨネーズで召し上がれ。

• ゆで卵：3個
• 冷凍ブロッコリー：100g
• 生ハム：6枚
• ミックスビーンズ：50g
• マヨネーズ：大さじ2
• わさび：小さじ1/2
• 塩こしょう：適量

1. ゆで卵を作る
2. ゆで卵の茹で上がり2分ほど前に冷凍ブロッコリーも一緒に鍋に入れて解凍する
3. ゆで卵を水に取り冷やし、皮をむいた後、1/6等分に切り分ける
4. ブロッコリーは一度水にさらして粗熱を取ってから水気をよく切る
5. ボウルにミックスビーンズ、4のブロッコリーをいれてからマヨネーズ、わさび、塩コショウをいれて軽く和える
6. 5に3のゆで卵をいれてさらに和える
7. 皿に盛って、上から生ハムをちぎりながら散らして完成

魚介とブロッコリーのトマトパスタは、コンビニで市販されている冷凍食品ばかりで作れる簡単レシピです。冷凍食品をストックしておけば、休日のランチも手早く仕上がります。

• トマト缶：1/2缶
• 冷凍ブロッコリー：8房
• 冷凍揚げナス：8個
• 冷凍シーフードミックス：20～30g
• にんにくチューブ：1cm
• コンソメ：大さじ1～1.5
• パスタ：160g
• 塩コショウ：適量
• 水：1カップ
• 塩：5～6g

1. 水1カップに塩5～6gを溶かした水の中にシーフードミックスを入れて30分ほど解凍する
2. 解凍した1のシーフードミックスの水気をキッチンペーパーでとる
3. 沸騰したお湯でパスタを茹で始める
4. フライパンにオリーブオイル（分量外）を熱し、にんにくチューブ、コンソメとトマト缶を入れる
5. 2の冷凍シーフードを3のフライパンに加える
6. 冷凍揚げナスを加える
7. パスタの茹で時間が残り1～2分になったところでパスタを茹でている鍋に冷凍ブロッコリーを入れる
8. 茹で上がった7のパスタ、解凍したブロッコリーを6のフライパンにいれてソースと和える
9. 塩コショウで味を調えて完成

冷凍ブロッコリーは解凍方法が適切でないとまずいといわれることがあります。そのほかにも「冷凍庫臭い」は食べるうえで大きな問題でしょう。冷凍庫の嫌な臭いは保存方法に気をつけると減らせます。

冷凍食品が空気に触れると、食品中の水分が知らない間にも抜け続け、冷凍焼けといって臭いの原因になります。市販の冷凍ブロッコリーを一部取り出して、残りは再び冷凍する場合は袋の空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ入れましょう。

冷凍庫の温度が上がると、冷凍食品の周りがわずかに溶け、再び凍ることでパッケージの中の食品に霜がつきます。何度も冷凍庫を開け閉めしていると温度が上がり、霜がつきやすくなるため一度に必要なものを冷凍庫から取り出す癖をつけるとよいでしょう。霜は冷凍食品の質を低下させるので、味もまずいものになってしまいます。

市販の冷凍食品の質は徹底した温度管理によって守られており、家庭の冷凍庫よりも低い温度帯で、空気にもなるべく触れないようにして保存されているため長期の保存が可能です。家庭の冷凍庫は温度帯が業務用より高く、扉の開け閉めによる温度変化も起こりやすいといえます。臭いの原因である冷凍焼けも起こしやすい環境ですので、味や食感を考えると1か月ほどで食べきるのがよいでしょう。

冷凍技術の発達のおかげで、「冷凍食品はまずい」というイメージはすっかり変わりつつあります。洗う手間もなく、健康にうれしい成分が詰まった冷凍ブロッコリーは忙しい現代人の食生活をささせる欠かせない食材といえるでしょう。仕事帰りにコンビニで買えるのも人気の理由といえそうですね。上手な解凍・保存・調理方法を知っていつでもおいしいブロッコリーが味わいましょう。