種いもの消毒
種いもの消毒には、アグリマイシン-100、アタッキン水和剤、バクテサイド水和剤、カセット水和剤などが有効です。種いも自体の消毒だけではなく、使用器具も同じく消毒するようにしましょう。農薬の種類にもよりますが、そうか病以外の病気も防げるので、種いもの消毒は必ず行うようにしましょう。
植え付け前の土壌に散布
植え付け前の土壌に散布する農薬の種類には、アグリマイシン-100、アタッキン水和剤などがあります。農薬の散布はそうか病だけではなく、害虫の防除にも有効です。農薬の種類を確認し、ラベルをよく見て適切に使用するようにしましょう。
植え付け前の土壌に混和
散布するだけではなく、土壌に混ぜて使用する農薬もあり、フロンサイド粉剤やネビジン粉剤などが挙げられます。これらの農薬を土壌に混和することでも消毒できます。ラベルに書かれている決められた量を使用するように注意しましょう。
作物を育てる土壌の消毒
作物を育てる土壌を圃場(ほじょう)と呼び、圃場を消毒しておくことも重要な予防方法です。圃場の消毒には、クロルピクリン剤、ソイリーン、テロン92、バスアミド微粒剤などの農薬を使用します。必ずラベルに書かれた量を守って使用するようにしましょう。
農薬を使用するときの注意
農薬を使用する際は、必ず農薬の作物登録や使用方法をラベルで確認しましょう。防除指導機関やJAなどが定めている使用基準を守って施用するようにしてください。また、農薬を使用する場合は体内に吸収しないように、防毒マスクなどを着用するようにしましょう。
そうか病の人体への影響
そうか病に感染した作物を食べても、人間に病気が発生することはありません。ですが、症状が激しい作物は、植物自体が病気に対抗するための毒素を作り出している可能性があります。そのため、そうか病に感染した作物は食べないほうがいいでしょう。
まとめ
そうか病について詳しく見てきましたが、じゃがいもそうか病は早期発見が難しいため、何よりも予防が重要なのだとわかりました。大切に育てたじゃがいもがそうか病にかからないように、土壌の管理や農薬の使用を適切にしていきたいですね。