黒土とは?特徴・使い方や購入方法を解説!園芸や栽培に欠かせない?

黒土とは?特徴・使い方や購入方法を解説!園芸や栽培に欠かせない?

植物の栽培は土が基本となります。土づくりがしっかりできていないと植物の成長にも影響をおよぼすので、これから植物の栽培を考えている人は黒土を使った栽培方法をしてみましょう。今回は、黒土の特徴や使い方、購入方法などをご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.黒土とは
  2. 2.黒土の特徴
  3. 3.黒土の使い方
  4. 4.黒土の購入方法
  5. 5.まとめ

黒土とは

黒土とは、関東地方にある火山灰土嬢の表層から取れる黒色の土ので、一般的に野菜栽培や園芸に使用されている土です。黒土は、有機物を多く含んでおり、固まりにくく柔らかい特徴があります。排水性や保水性に優れており、植物を栽培するのに良好な状態の土環境にしてくれる効果があるので、植物栽培には欠かせない用土になっているのです。

赤土

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黒土の他に赤土もあります。赤土も黒土と同じように関東地方にある火山灰土嬢の表層から取れる土ですが、黒土よりも1つ奥の層にあるのが赤土です。赤土は、粘土質で栄養は低く固まりやすい特徴があり、赤土単体では植物の栽培には向いていません。

赤玉土

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赤玉土とは、赤土を粒状に加工した土です。粒状にすることで、通気性や排水性が向上し、さらに腐葉土を配合することで植物の栽培の基本用土となりました。

黒土の特徴

特徴①柔らかい

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黒土は、他の土と比べて柔らかいという特徴があります。そのため、地中で育つ大根やジャガイモ、にんじんなどの根菜を変形させずに育てることができるのです。

特徴②水持ちがよい

Photo byannawaldl

黒土は水はけが悪いというデメリットがあります。しかし逆にとらえれば保水性に優れているということになります。そのため黒土は、乾燥が苦手な植物を育てるのに適しているのです。

特徴③保肥性がよい

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黒土は保肥性がよく、栄養分をしっかりとたくわえます。肥料の栄養分が継続的に植物に行き渡り続けるので、栄養を吸収した植物は大きく元気に成長してくれますよ。

黒土の使い方

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黒土には、土壌の酸性度が強くなる特徴があります。土の酸性度が高いと、植物の成長に悪影響を及ぼすので、家庭菜園やガーデニングで植物を栽培するときには黒土は単体で使わず、他の用土と混ぜて使いましょう。

使い方①野菜栽培

Photo byLubosHouska

黒土は畑や野菜栽培などの家庭菜園で使われることが多いです。しかし、黒土だけだと植物が腐ってしまうので、水はけの良い腐葉や赤土と混ぜて使うのが一般的です。

畑や家庭菜園の土の作り方の一般的な割合は、黒土2:赤玉土3:堆肥3:腐葉土2です。

使い方②果樹栽培

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果樹栽培をするときに黒土と肥料を混ぜると、保水・保肥性効果がアップするので、収穫量増えたり品質が上がったりします。しかし、リン酸肥料に関しては、黒土が栄養分を吸着する性質があるので、使う肥料はしっかり選ぶようにしましょう。

果樹栽培の土の作り方の一般的な割合は、黒土5:鹿沼土3:腐葉土2です。

ボタニ子

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次ページからはプランター栽培の場合の使い方を紹介します。

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黒土の購入方法

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