ジョロキアの育て方
ジョロキアは日本の気候でも育てられて、通販で苗を購入できます。一般的な唐辛子と同じように栽培・収穫できるので、そこまで難しくありません。ひとつの苗から40個~60個ほどの実がなり、たくさん収穫できます。ジョロキアの育て方をみていきましょう。
育て方①発芽
ジョロキアを種から育てるには、水をすったスポンジの上に種を置きます。発芽するまでは約3週間ほどかかり、そのあいだは薄暗い場所で管理しましょう。スポンジが常に湿っている状態にします。時期は、4月~5月が適期です。
育て方②用土・肥料
ジョロキアの用土は、市販の培養土に緩効性化成肥料を混ぜてつくります。肥料は、指定されている量を全体的に混ぜましょう。基本的に、ジョロキアは用土を選ばないので一般の土でも育てられます。
育て方③植え付け
苗が育ったらプランターに用土をいれ、約10cm程度の深さに植え付けます。苗の間隔は、約40cmほどあけるといいでしょう。土をかけすぎると育たない原因となるので、ごく少量の土をかぶせます。
育て方④置き場
ジョロキアは熱帯性の植物なので、十分な日差しがあたる場所に置きます。栽培の適温は、25度~30度です。室内でも育てられますが、その場合は日当たりのいい窓辺で育てましょう。一日約5時間ほど日があたる環境がベストです。
育て方⑤水やり
ジョロキアは、水やりをしすぎないことがポイントです。用土がかわいたら適度に水を与えます。午前中に一度水やりを行うといいでしょう。夏場はかわきやすいので、様子をみて回数を調整します。
育て方⑥支柱・間引き
ジョロキアの苗はどんどん大きくなり、高さが約1mほどまで成長します。風や雨で倒れやすいので、中央部分に支柱を立てましょう。苗の葉同士が重なる程度に大きくなったら、元気な苗を残して間引きすると丈夫な苗に育ちます。
育て方⑦害虫
ジョロキアの苗には、アブラムシやカナブンがつきやすいので、定期的に葉の裏を確認しましょう。害虫をみつけたら水をかければ退治できますが、様子をみて駆除剤を使うといいでしょう。また、栽培環境が適切なら基本的に害虫はつきません。害虫をみつけたら、管理状態を再確認してみましょう。
育て方⑧収穫
ジョロキアの収穫時期はだいたい8月~9月です。実にしわがあり、色が赤くなったら収穫の目安になります。最初についた実をはやめに収穫すると、あとからついた実に栄養がどんどん回っていくので、こまめに収穫しましょう。実は、素手ではなく手袋をはめてから触ります。
まとめ
ジョロキアの辛さは、ギネス記録に登録されるほどです。危険性がありますが、辛いだけではなくうまみがあります。辛いもの好きな方は一度ジョロキアを食べてみてくださいね。