大根おろしに適した大根の部位は?先端・根本どこが甘くてどこが辛い?

大根おろしに適した大根の部位は?先端・根本どこが甘くてどこが辛い?

大根おろしには、大根のどの部分を使えばよいのでしょうか。根本、中心、先端と大根には部位別に特徴があります。辛い大根おろしを作るためには、どこが辛いのか?など部位別の違いを知れば悩むことはなくなります。大根をおいしく食べるためのコツをまとめました。

記事の目次

  1. 1.大根の概要
  2. 2.おいしい大根を選ぶコツ
  3. 3.大根の部位による違い
  4. 4.大根の部位別の保存方法
  5. 5.おいしい大根おろしの作り方
  6. 6.まとめ

大根の概要

品種

出典:筆者撮影

大根は日本ではなじみの深い野菜のひとつです。アブラナ科ダイコン属の1年草で、多くの種類があります。形や大きさもさまざまですが、日本では白くて細長い大根が一般的です。現在の日本で一般的に流通しているダイコンは「青首大根」という種類です。

旬の時期

大根は1年を通してスーパーなどに並んでいますが、本来の旬は秋の終わりから寒い冬にかけてです。この時期には甘みが増し、おいしい大根がいただけます。夏の初めから夏の大根は辛みがでて寒い時期とは違った味わいを楽しめます。

栄養

大根の辛みと香りのもと

大根の根は単色野菜で、水分が多く含まれますが、その他これといった栄養価は含まれません。大根の辛みはラファサチンと呼ばれる成分によるもので、大根をおろすことによって 酵素とグルコラファサチン(ラファサチンの前駆体)が反応し生成されます。グルコラファサチンはダイコン特有の香りの元です。
 

大根を食べるとさっぱりする理由

こってりした料理に大根をあわせるとさっぱり食べられます。その理由は、大根に含まれるジアスターゼ、リパーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼなどの消化酵素です。これらの消化酵素は熱に弱く、加熱すると壊れてしまいます。そのため、大根おろしはこの消化酵素を摂るために適した食べ方です。
 

葉の栄養

大根の葉は緑黄色野菜に分類されます。ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、β-カロテンなどを含み、栄養豊富です。葉っぱがついた大根を手に入れることができれば、捨ててしまうのはもったいないですよ。

おいしい大根を選ぶコツ

おいしい大根の見わけ方

大根に葉がついている場合は、まず葉の状態をチェックします。葉がイキイキと美しい放射状にひろがっているものがおいしい大根の目印です。大根を手に持ったときにずっしりと重みを感じるものを選びます。

大根に葉がない場合の見分け方

大根に葉がついていない場合は、美しい白色で太くてまっすぐなものを選びます。ハリとツヤがあることもポイントです。鮮度が落ちてくると表面にしわなどができることがあります。カット野菜の場合は、切り口にス(過成長などで内側に割れがある状態)がないか確認しましょう。

大根の部位による違い

大根の白くて長い根っこは、葉に近い部分から先端までが同じ味や硬さではないことをご存じでしたか?大根は部位によって味や硬さが違うのです。大根の部位による特徴や違いを理解すると大根の使い方が上達しますよ。では早速この違いや特徴をご紹介しましょう。

根本

大根でもっとも甘いところが葉のすぐ下の根元です。水分が多く、硬さはやや硬めです。サラダなどでシャキッとした食感を楽しめるのが魅力です。繊維質が多く硬い部分なのでお漬け物にも向いています。大根おろしは甘いほうが好きという方におすすめの部位です。

中央

大根の真ん中の部分は、柔らかく、甘みと辛みのバランスが良いのが特徴です。中心部のおすすめの使い方は厚切りにしてふろふき大根、おでんなどに最適です。ふっくらとジューシー、クセも少ないので、煮たり焼いたり何にでも使える便利な部分です。

先端

根の先に近くなると辛みや硬さが強くなります。繊維が多い部分なので、薄切りにしてみそ汁の具や漬物などに向いています。マリネやあえ物などもこの部分がおすすめです。辛みの効いた大根おろしが好きな方はこの部分を使いましょう。鍋料理の薬味や天ぷらのつゆには先端部が好んで使われます。

大根の葉

大根は葉がついた状態にしておくと鮮度が落ちやすいので、なかなか目にすることがありませんが、葉つきの大根が手に入ったら、栄養いっぱいのこの部分も捨てずに食べましょう。鉄分、カルシウム、ビタミンAやCなどが豊富です。おひたし、油炒めにするとおいしくいただけます。

次のページでは、大根の部位別の保存方法とおいしい大根おろしの作り方をご紹介します。

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大根の部位別の保存方法

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