大根の葉は緑黄色野菜
大根の葉は緑黄色野菜です。大根の白い根の部分にはない栄養が豊富にあり、捨ててしまうのはもったいないですね。大根の葉を使った料理の中でも手軽でおすすめなのが、味噌汁の具にすることです。大根の葉の栄養やおすすめ味噌汁レシピなどをご紹介します。
大根の根は淡色野菜
大根の葉は緑黄色野菜ですが、大根おろしなどに使用する根の部分は淡色野菜です。大根の根にはアミラーゼやプロテアーゼ、リパーゼなど酵素が含まれているのが特徴です。
焼き魚に添えられている大根おろしにも、消化を助ける役割があるってことだね。葉も根も食べられて健康にうれしい成分がある大根は魅力的な野菜だね。
大根の葉の栄養
大根の葉は緑黄色野菜に分類されるほど栄養が豊富です。どんな栄養が豊富なのかご紹介します。
①ビタミンC
皮膚の弾力を保つコラーゲン合成に欠かせないビタミンがビタミンCです。強い抗酸化作用を持ち、紫外線から皮膚を守る働きも持ちます。大根葉にもビタミンCは豊富に含まれており、100gあたり53mgです。
②カルシウム
カルシウムは歯や骨の形成に欠かせないミネラルです。人は体内でカルシウムを合成できないので、食品から定期的に摂取する必要があります。緑黄色野菜に代表されるほうれん草や小松菜よりも多くのカルシウムを含みます。
③βカロテン
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を保護する働きを持ちます。それだけではなく、強い抗酸化作用を持ち、身体を酸化から守ってくれます。大根の葉にはβカロテンが多く含まれ、ほうれん草と同程度の量になります。
想像していたよりもはるかに大根の葉に栄養があって驚いたよ。
他にも鉄分やビタミンK、葉酸なども含んでいるそうよ。活用しない手はないはね。どんな風に保存すれば長持ちするのか知りたいわ。
大根おろしに肉や魚を漬け込んでおくと柔らかくなるのはこの酵素たちのおかげなのね。