シュンギク(春菊)の育て方!種まきから収穫までの栽培のコツをご紹介!

シュンギク(春菊)の育て方!種まきから収穫までの栽培のコツをご紹介!

独特の香りが特徴で、天ぷらや鍋として親しまれるシュンギク(春菊)。病害虫に強く育て方も簡単なので、家庭菜園で栽培しやすい野菜の一つです。今回は種まきから収穫までの栽培日記を通して、シュンギク(春菊)の育て方とその魅力についてご紹介します!

記事の目次

  1. 1.シュンギク(春菊)の概要
  2. 2. シュンギク(春菊)栽培の基本情報
  3. 3.シュンギク(春菊)の栽培カレンダー
  4. 4.シュンギク(春菊)の育て方
  5. 5.プランターで実際に栽培してみました!
  6. 6.シュンギク栽培1日目:種まき
  7. 7.シュンギク栽培3日目:発芽
  8. 8.シュンギク栽培8日目:間引き1回目
  9. 9.シュンギク栽培26日目:間引き2回目・追肥
  10. 10.シュンギク栽培46日目:間引き3回目・追肥2回目
  11. 11.シュンギク栽培62日目:収穫!
  12. 12.シュンギク栽培62日目以降:その後の育て方と注意点
  13. 13.シュンギク栽培番外編:シュンギクの花
  14. 14.シュンギク(春菊)の実食
  15. 15.まとめ

シュンギク(春菊)の概要

シュンギクはキク科シュンギク属に分類され、原産地は地中海沿岸です。食用とされているのは東アジアのみで、ヨーロッパでは観賞用として親しまれています。春に花を咲かせ葉の形が菊に似ていることから、春菊(シュンギク)と呼ばれるようになりました。

シュンギクの種類

葉の切れ込み具合で3種類に分類されています。
 

大葉種 切れ込みが浅く厚みがあることが特徴で、中国地方と九州地方で多く栽培されています。
中葉種 ギザギザの切れ込みと強い香りが特徴で、日本で最も栽培されている品種です。
小葉種 小型で切れ込みが深く葉肉の薄さが特徴です。とう立ちしやすく収穫量が少ないため、栽培は減少しています。

中葉種には、わき芽を摘み取りながら収穫する「株立ち型」と、株ごとに収穫する「株張り型」に分かれています。

ボタニ子

ボタニ子

プランター栽培では長く収穫できる「株立ち型」がおすすめだよ!

シュンギクは栄養価が高い!

シュンギクは、β‐カロテン、カルシウム、ビタミン、鉄などの多くの栄養素を含んでいます。特にβ-カロテンの含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス!体内でビタミンAに変わり、皮膚の健康維持、呼吸器系統を守る働きがあります。また、香りには自律神経を整える作用もあります。

シュンギク(春菊)栽培の基本情報

シュンギクは日なたを好みますが、半日蔭での栽培も可能です。冬季の栽培では防寒対策をすることで長期間収穫ができます。耐暑性はやや弱く、高温多湿になると病気になりやすいため夏の栽培には向きません。

連作障害

地植えの場合は連作障害があるので、1年~2年は栽培の間隔を開けた方がよいでしょう。後作にはシュンギクの科であるキク科とは異なる科の作物を植えるようにします。

注意すべき病害虫

比較的に病気には強いですが、高温多湿ではべと病や炭そ病が発生することがあります。水はけをよくし、発病した葉はすぐに除去しましょう。害虫はアブラムシ、ヨトウムシには注意が必要です。防虫ネットを張るなどの対策で被害を防ぎます。

シュンギク(春菊)の栽培カレンダー

シュンギクは年に2回栽培ができます。春まきは夏にとう立ちしやすいので、秋まきの方が育てる難易度はやさしく、収穫時期も長くなります。

ボタニ子

ボタニ子

春まきは害虫の被害も多いよ!防虫ネットを張ってシュンギクを害虫から守ろう!

とう立ちとは

花を咲かせるために花芽のついた茎が伸びてくる状態を言います。とう立ちする原因は野菜により違いますが、温度の高低や日長の長短の影響で起こります。とう立ちしてしまうと葉が固くなり味が落ちてしまうので、すぐに摘み取ります。

春まきと秋まきの特徴まとめ

春まきの特徴

  • 収穫時期が春から夏前までと短い
  • とう立ちしやすく栽培が秋まきより難しい
  • 病害虫による被害が多い

秋まきの特徴

  • 収穫時期が秋から冬までと長い
  • 霜には弱いため、あたると葉が枯れてしまう
  • 冬季にビニールでトンネルをすることで春まで収穫が可能になる

シュンギク(春菊)の育て方

病害虫に強いシュンギクは家庭菜園で簡単に育てることができます。小さなスペースで栽培ができるので、畑に地植えする場合でも育てやすく、鉢やプランター栽培にも適しています。

地植えでの育て方

  1. 植え付けの2週間前に苦土石灰を1㎡あたり150gまき、畑を耕します。
  2. 種まきの1週間前に堆肥を1㎡あたり3kg、化成肥料を1㎡あたり100g土に混ぜ込みます。畝の幅は60cm、高さは10cm、条間は20cmにします。
  3. 畝に水まきをして湿らせ、畝の中央に5mmの溝を作り1cm間隔で種まきをし、薄く土をかけます。
  4. 発芽後、間引きは必要に応じて込み合っている場所に行います。
  5. 2回目の間引きの後に1㎡あたり30g追肥します。生育状況に合わせてその後は追肥を行います。
  6. 株立ち型は20cmになったら摘心し、その後伸びた茎葉を摘み取りながら収穫を行います。株張り型は背丈20cmで引き抜いて収穫します。

間引きの時期

  • 株立ち型・・・本葉が2枚で株間2~3cm、本葉4~5枚で5~6cm、背丈10cmで15cmになるように計3回する
  • 株張り型・・・本葉が2枚で株間2~3cm、本葉4~5枚で5~6cmになるように計2回する

鉢・プランターでの育て方

鉢の場合、深さが15cm以上で1株から育てられます。10号の鉢では3~5株、65cm×20cmのプランターで8~10株が目安です。

  1. 鉢、またはプランターの底に鉢底石を2cm敷き詰め、培養土を8分目まで入れます。
  2. 種を1cm間隔でばらまき、またはすじまきし、薄く土をかけます。
  3. 水をあげ、成長に応じて間引き、追肥、収穫を地植えと同じように行います。

次のページでは実際の栽培の様子をご紹介します!

ボタニ子

ボタニ子

ポイントをチェックしながら家庭菜園を楽しもう!

のイメージ
ふきのとうとは?その種類や生態・生息地を紹介!「ふき」との違いは?
冬が終わると、ひょっこりと顔を出すふきのとう。かわいらしい姿に、春の訪れを感じますね。さらに暖かくなると、似たような名前のふきが見られます。本記事では、「ふきのとう」と「ふき」の違いや、ふきのとうの特徴についてご紹介します。

関連記事

Article Ranking