ジャカランダとは
キリモドキ属ノウゼンカズラ科に属しており、中南米原産の木です。カエンボク、ホウオウボクと並んで世界の三大花木の中のひとつです。花が非常に華やかなので、別名キリモドキ、紫雲木(シウンボク)ともいわれています。世界三大花木の中で、唯一日本では沖縄以外でも見られる花木です。
ジャカランダの花の特徴
日本では花と葉がほぼ同時に出ますが、育て方によっては桜のように葉が出る前に花が満開になり、それは見事な光景です。5枚の花びらをもち、青または青紫の美しい花を咲かせます。小さい花が密集して咲くので、別名の通り紫の雲が浮かんでいるようです。桐の花にも似ているので、キリモドキとも呼ばれます。
ジャカランダの花のにおいと花言葉
咲く姿から想像すると芳醇なにおいを想像してしまいますが、実際にはにおいはほとんどないようです。咲く姿がトランペットに似ていることから「名誉」「栄光」が花言葉です。姿が似ているノウゼンカズラも、花言葉は同じです。
ジャカランダの花の見頃
熱帯の植物ということもあり、ジャカランダの花は5月下旬から6月にかけての暖かい時期に咲くのが特徴です。満開の頃になると、まさに紫の雲がかかっているようで見事です。その頃には、ジャカランダの名所でイベントが開かれます。
海外のジャカランダ
海外では、ハワイやオーストラリア、アフリカなど暖かい場所でよく見られます。南半球のオーストラリアでは、季節が日本と逆なので、10月~11月にジャカランダの花が咲きます。日本の桜と同じで、春を告げる花とされています。ハワイでは日本よりも早く、4月~5月が最盛期です。
ボタニ子
それでは、日本でジャカランダの花が見られるスポットを見ていきましょう!