【山梨県】年中楽しめる!フルーツ狩りができる場所を季節ごとに紹介!

【山梨県】年中楽しめる!フルーツ狩りができる場所を季節ごとに紹介!

フルーツ王国と呼ばれる山梨県では、1年中フルーツ狩りを楽しめます。しかも山梨県のフルーツ狩りは、収穫できる果物の種類や体験できる時期もバリエーションが豊富です。そこで山梨県でフルーツ狩りができる場所や種類を季節ごとに紹介します。

記事の目次

  1. 1.山梨でフルーツ狩りができる果物
  2. 2.山梨のフルーツ狩りで人気の果物
  3. 3.山梨でフルーツ狩りができる人気エリア
  4. 4.出かける前に確認すべき2つのポイント
  5. 5.まとめ

山梨でフルーツ狩りができる果物

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山梨県は富士山をはじめ、南アルプスや八ヶ岳など、標高2000m~3000m級の山々に囲まれた自然豊かな土地です。しかも降水量が多く夏も涼しい山梨では、果物の栽培に適しているため、フルーツ狩りスポットが多いのも特徴です。そんな山梨県では1年を通してさまざまなフルーツ狩りが楽しめます。

果物①ぶどう

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寒暖差が大きく水はけのよい土地が多い山梨県は、ぶどうの産地として有名です。特に高度成長期以降、日本の食文化が変化したのをきっかけにワイン造りが本格化したことで、さらに山梨県内のぶどう栽培が盛んになりました。

ぶどうの種類

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ぶどうは世界中で栽培されているため、現在確認されているだけでも1万品種以上あるといわれています。日本ではその中から50種~60種ほどを栽培しており、ぶどうの色によってブラック系・レッド系・グリーン系の3つに分類されます。ちなみに日本で最も多く食べられているのは、ブラック系の大粒ぶどう・巨峰です。

山梨で栽培される主なぶどう

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山梨県ではぶどうの生産量も多いですが、栽培するぶどうの種類が豊富なことも特徴です。なお山梨ではキングデラ、巨峰、ピオーネなどの大粒ぶどうのほかにも、珍しいシャインマスカットや山梨を代表する甲斐路(かいじ)、小粒で食べやすいデラウェアなどが作られています。

ぶどう狩りの季節

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ぶどうの収穫時期は種類によっても異なりますが、ぶどう狩りのシーズンが集中しているのが8月~10月です。フルーツ狩りのスタートが早いのがデラウェアの7月下旬で、日本原産品種の甲州(こうしゅう)は10月下旬までフルーツ狩りができます。

ユニークな形の甲斐路もおすすめ

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9月上旬~10月中旬にかけて食べごろを迎える甲斐路は、果房がユニークな形をしています。粒が大きな品種ですが、皮が薄くジューシーなので皮ごと食べるのがおすすめです。

果物②桃

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山梨県の桃は甘みとたっぷり含んだ果汁が特徴で、甲府市・笛吹市・南アルプス市を中心に栽培が盛んです。山梨県の桃の収穫量は年間3万9400tで、桃の生産量日本一を誇ります。

ぶどうと並ぶ特産品です。毎年4月には、甲府盆地一帯はピンクの絨毯が敷き詰められます。

桃の種類

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桃も種類が多い果物ですが、食味や糖度などの特徴から「黄桃系」「白鳳系」の2つに分類されます。黄桃系はサクサクとした食感が特徴ですが、白鳳系は凝縮された甘み・柔らかな果肉・果汁のジューシーさが魅力です。

山梨で栽培される主な桃

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生産量日本一の山梨県では、栽培されている桃の種類も豊富です。主な種類はちよひめ、日川白鳳(ひかわはくほう)、白鳳、夢しずく、浅間白桃(あさまはくとう)、川中島白桃(かわなかじまはくとう)です。

桃狩りの季節

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一般的に桃の旬は夏ですが、生産量日本一の山梨県では6月下旬から収穫できる早生品種も多く栽培されています。早生品種の代表的なものはちよひめと日川白鳳ですが、極早生品種のちよひめは、最も早く市場に出回ります。なお夢しずく・白鳳・浅間白桃は7月~8月上旬が旬ですが、川中島白桃は8月上旬が旬です。

果物③いちご

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いちごはバラ科の仲間で、ビタミンCやアントシアニンが豊富に含まれる果物です。収穫時期によって「一季なり」と「四季なり」の2つに分類されますが、いちご狩り用に栽培されているのは収穫時期が長い四季なりいちごが多いです。

いちごの種類

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いちごの品種にはヘビイチゴやキイチゴなどの野いちご類も含むと約60種類ありますが、食用として市場に流通しているいちごは「オランダイチゴ」と呼ばれる品種の一種です。なお日本で栽培されているいちごもほとんどがオランダイチゴ系で、フルーツとして食べる以外に和菓子・洋菓子の材料、ジャムなどに使われます。

山梨で栽培される主ないちご

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山梨県内はいちご狩りが観光の目玉でもあるため、さまざまな果樹園でいちごが栽培されています。主に章姫(あきひめ)、さがほのか、さちのか、とちおとめ、紅ほっぺが栽培されていますが、中にはシャキシャキとした食感のサンエンジェルや、ビタミンCの含有量が高いおいCベリーなど珍しい品種もあります。

いちご狩りの季節

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ハウス栽培が多いいちごは1年中さまざまな種類が収穫できるので、山梨県内のいちご狩りも1年を通していつでも体験できます。ただし品種によって収穫時期が異なるので、お目当てのいちごがある場合は事前に収穫時期のチェックをするのがおすすめです。

果物④みかん

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日本で栽培されているみかんの多くは温州(うんしゅう)みかんですが、登録されているだけでも100種類以上あり、登録されていないみかんも含めるとさらに多くの品種があります。また同じ品種でも、栽培者によって味や食味が変わるのもみかんの特徴です。

みかんの種類

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市場に出回る主なみかんには甘平、紅まどんな、せとか、はるか、デコポンなどがあります。中でも甘平、紅まどんな、せとかは高級品種みかんとして有名で、贈答品としても人気です。

山梨で栽培される主なみかん

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残念ながら山梨県内では、みかん狩りをメインにしている果樹園はありません。自宅の庭や果樹園の一角に栽培しているケースはありますが、ぶどう・桃・さくらんぼの生産量日本一を誇る山梨県なので、流通用に栽培することが少ないようです。なお隣接する静岡県にはみかん狩りができる果樹園があります。

みかん狩りの季節

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みかん狩りの時期は、一般的に10月初旬~12月下旬です。もちろん収穫時期は品種によって違いますが、冬に旬を迎える品種が多いため、みかん狩りシーズンも旬に合わせて行われます。

果物⑤梨

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梨は中国が原産の果物ですが、日本にも弥生時代には流入したといわれており、現在では日本全国で栽培が盛んに行われています。梨も種類が多いのですが、一般的に「和梨」「中国梨」「洋梨」の3つに分類されます。なお日本で多く栽培されているのは和梨ですが、中国梨や洋梨も一部の農園で栽培されています。

梨の種類

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日本で主流の和梨は赤梨系と青梨系の2つに分かれます。なお赤梨系では新高梨・幸水・豊水、青梨系では菊水・二十世紀梨・秋麗などが有名です。

山梨で栽培される主な梨

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山梨で梨狩りができる農園でも和梨系が多いのですが、果樹園によっては洋梨狩りができる場所もあります。なお主に幸水、ゴールド二十世紀、南水、愛宕、吉野、かおりなどが栽培されています。

梨狩りの季節

Photo by pika1935

品種によって収穫時期が異なりますが、山梨県内の梨狩りは9月上旬~11月下旬に集中しています。なお梨の収穫時期はぶどうや桃の収穫時期とも重なるため、同じ農園で梨狩りと一緒にぶどう狩りも楽しめます。

ボタニ子

ボタニ子

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山梨のフルーツ狩りで人気の果物

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