ウイキョウを使ったおすすめの食べ方
ウイキョウはシード(実の部分)のほかに、葉や茎をサラダや和え物に入れるなど、まるごと利用できる素材です。葉、茎、実と3種の味を楽しめる使い勝手のよい素材といえるのではないでしょうか。ここでは、ウイキョウを使ったおすすめの食べ方を紹介します。
食べ方①カレー
カレースパイスとして使えば、オリエンタル風味のカレーに仕上がります。万能スパイスといわれる「ガラムマサラ」には、大抵ウイキョウが配合されています。いつものカレールーに一味加えて楽しむのもおすすめです。
食べ方② 魚料理
ウイキョウは、魚の臭み消しに使われてきました。海外では魚をアルミで包んで焼く「香草焼き」にウイキョウの葉が使われています。日本ではあまりくせの強い魚はスーパーや鮮魚店では見かけないかもしれませんが、鯰(なまず)や川魚など独特のにおいをもつ魚にもぴったりといえるでしょう。
食べ方③肉料理
肉料理のソースや隠し味、添え物としても有効です。意外な食べ方では、ウイキョウの茎を細かく刻んで餃子の具に混ぜるというものもあります。香りが強いのはひじきのような細い葉の部分で、茎はややマイルドです。上手に使い分けましょう。餃子をつくるときは、牛肉と豚の合挽きで作るのがおすすめです。
食べ方④ハーバルティーブレンド
フェンネルのお茶は、スパイシーでオリエンタルな香りからリラックス効果や体を温める作用が期待されます。フェンネルシードをすり鉢で軽く潰して、香りを出しやすくするとよいでしょう。ミントやステビア、チャイブなど相乗効果が期待できそうなお好みの香りをブレンドしてみてはいかがでしょうか?
食べ方⑤お菓子
製菓材料としても、ウイキョウは重宝されています。マフィンの油分やブラウニーの濃厚さにウイキョウの香りがスパイシーなアクセントになるでしょう。紅茶のクッキーやアイスクリームにもよくあいますよ。
まとめ
ウイキョウはドライで売られていることが多く、あまり生食用には出回っていません。庭植えでもよく育つのでこれを機会に是非フレッシュハーブとして収穫されてみてはと思います。