「水草の種」にはどんな種類がある？水槽で使用するのに育てやすい品種は？

ベビーハイグロは、初心者でもかんたんに草原のような緑のじゅうたんが作れるおすすめの水草です。底床に根を張りますが、根は匍匐（ほふく）しません。こんもりと生やしたいときは、隙間なく種をまくのがコツです。種まきから約1週間で発芽します。成長が早く、トリミングは必要です。種の主な入手方法は、ホームセンター、熱帯魚・水草専門店、通販です。

ハイグロSPタイガーは、水中だけでなくが陸上でも栽培ができる「水陸両用水草」です。緑のじゅうたんが魅力のハイグロSPタイガーは、ほかのハイグロ種よりも葉がやや小さいのが特徴に挙げられます。成長が早く、こまめなトリミングが必要です。種まきから発芽までは1～2週間かかります。種の主な入手方法は、ホームセンター、熱帯魚・水草専門店、通販です。

タイガーハイグロは、タイ北部に自生する水草です。日が当たりすぎると変色するため、光量を抑え気味にして育てます。赤く変色するのは環境の変化に対する反応で、枯れたわけではありません。種はほとんど流通しないため、購入する場合は水草専門店や通販の利用がおすすめです。

プランツシードは、ハイグロSPラージの種のことです。種として流通する場合は、プランツシードと呼ばれます。栽培には適度な光量が必要で、屋内での栽培は日あたりのよい場所を選びましょう。種まきから発芽までは、1～2週間です。種の主な入手方法は、ホームセンター、熱帯魚専門店、水草専門店、通販です。

キューバパールグラスは、小ぶりの葉が特徴の水草です。通常は草丈1～2cmと低いですが、栽培環境が整えばさらに高く伸びます。水質・光量・温度の管理が難しく、種から育てる場合、中級者以上のレベルが必要です。通水性が悪化すると、病気が発生しやすくなります。そのため定期的なトリミングが欠かせません。初心者が種から育てる場合は、栽培器具がセットになった商品を入手すると育てやすいでしょう。

ミニリーフは、草丈が低く小型の葉が特徴です。種の流通は少ないですが、成長が早いので初心者に向いています。熱帯魚の飼育用水槽なら前景、インテリア用のガラス容器なら底床一面に栽培するのがおすすめです。種まきから発芽までが2～3日、水入れは発芽から約1週間で可能になります。

アヌビアス（学名：Anubias nana Engler）は、サトイモ科の仲間です。熱帯地域やアフリカ大陸に自生しており、海外ではアクアリウム用として栽培されています。流通しているアヌビアスの多くは苗で、アクアリウムの中景・後景として使うことが多いです。種の流通は珍しいですが、通販では購入できます。成長が遅く、種から育てれば緑のじゅうたんのように仕立てることも可能です。

グロッソスティグマは、オーストラリアに分布する水草です。草丈が高くなるゴマノハグサ科の仲間ですが、グロッソスティグマは、成長しても草丈が低い状態を維持します。アクアリウムでは、前景用に人気の品種です。種から育てるには光量・CO2・肥料の管理が難しいため、通常は苗から育てます。

ジュンマスターソイルネクストは、国産の天然土を100％使用した水草栽培用ソイルです。水草の成長に必要な栄養が含まれており、肥料を混ぜる必要がありません。水を入れて栽培する際も、ハイブリッドソイルが水中の不純物を取り除くため、管理がかんたんです。