ウォーターマッシュルームとは?
ウォーターマッシュルームは、キノコの笠に葉が似ていることが特徴的な愛らしい植物です。水辺や水中に生育する水生植物で、水槽やビオトープ、鉢植えなどでも育てられます。初心者にも簡単に育てられる丈夫さも魅力です。はじめに、ウォーターマッシュルームの基本情報や特徴からみていきましょう。
基本情報
学名 | Hydrocotyle verticillata |
科名 | ウコギ科 |
属名 | チドメグサ属 |
原産地 | 北アメリカ |
草丈 | 5~15cm |
開花期 | 5~10月 |
和名は「ウチワゼニクサ」です。この和名も葉の形から名付けられています。
特徴
葉
名前の由来にもなっている、キノコの笠に似た丸みをおびた葉の形が、ウォーターマッシュルームの最大の特徴です。直径は1~8cmほどで、育て方によって葉の大きさが変わってきます。葉の縁には浅めの切り込みが入っており、葉色は明るいライトグリーンです。水や日の光を反射しきらきらと輝き、爽やかな印象を与えます。
ボタニ子
葉の形がコインにも似ているので、「ウォーターコイン」と呼ばれることもあるんですよ!
花
5~10月の初夏から秋にかけて、花を咲かせます。2mmほどの小さな白い花のため、あまり目立ちませんが、5枚の花弁で星形をした愛らしい花です。小さな幸せを感じさせてくれるでしょう。
水生植物
ウォーターマッシュルームは、水辺や水中で生育する水生植物です。原産地は北アメリカですが、熱帯魚用の水草として日本に輸入されました。水生植物のため、葉が水中から出ている状態でも、水中に葉が全て入っている状態でもどちらでも育てられます。水を好むため、水切れさせないように注意が必要です。
花言葉
「希望」
ウォーターマッシュルームの花言葉は「希望」です。これは、ウォーターマッシュルームがキノコのようにニョキニョキと生え成長する様子が、「希望の芽生え」に似ていることから名付けられたとされています。
ボタニ子
花言葉の由来も愛らしいですね。
出典:flickr