アマゾンフロッグピットの育て方！根が溶ける・葉が茶色くなる原因は？

アマゾンフロッグピットは浮き草の中でも育てやすい種類です。管理も難しくないので初心者向けの浮き草なのですが、根が溶けるという悩みや葉が大きくならないといった悩みに直面する人もいます。そんなアマゾンフロッグピットの特徴と育て方・増やし方をご紹介します。

アマゾンフロッグピットは成長が早い種類の浮き草です。増やし方も管理も簡単で、十分な光量があれば勝手に成長していくため初心者には人気があります。日光がよく当たる場所なら屋外のビオトープでの栽培も可能で、魚と一緒に育てるのもおすすめです。

もともと熱帯域に生息している浮き草で夏の熱い時期にはよく繁殖します。繁殖力が強い種類であるため、水面が葉で埋め尽くされてしまったときは株分けをしたりトリミングをしたりして水槽の中に十分な光量が届くように管理する必要があります。

アマゾンフロッグピットと似た種類にドワーフフロッグピットという浮き草があります。育て方や増やし方はどちらも同じなのですが、ドワーフフロッグピットよりもアマゾンフロッグピットの方が全体的に大きく成長します。また葉の形も少し違っていて、アマゾンフロッグピットの方はハート形で先端が尖っていますが、ドワーフフロッグピットの葉は丸く円のような形をしています。

成長が早く育てやすい種類の浮き草ですが、室内と屋外とでは光量や肥料など気を付けるべきポイントが少し変わってきます。そこで、屋外と室内の育て方のそれぞれのポイントをご紹介します。また越冬させる方法や増やし方についてもまとめているので、育てるときの参考にしてくださいね。

屋外で栽培する場合は、陽の当たる場所で管理すれば日光だけで成長していきます。特に日照時間の長い夏の時期はよく成長するため、繁殖しすぎたときは株分けをして日光が全体に行き届くようにしなければなりません。

屋外にビオトープを設置している場合はそれだけで光量は十分なので、肥料をあげなくても問題ありません。メダカなどの魚と相性がよい種類なので、魚を飼うのもおすすめです。魚を一緒に飼うことで伸びすぎた根を魚が食べてくれ、結果的に根の伸びすぎや水質の悪化防止につながります。