蕎麦がき(そばがき)の食べ方とレシピ
蕎麦がきの食べ方というと、めんつゆや薬味、わさびや醤油をつけたり、きな粉や黒蜜、あんこをつけてスイーツのように食べたりというのが一般的です。しかし、シンプルな材料と調理で作れる蕎麦がきは、アレンジのバリエーションがとても豊富な料理でもあります。ここからは、蕎麦がきの美味しい食べ方とレシピを紹介しましょう。
蕎麦がきの食べ方とレシピ①揚げ蕎麦がき
揚げ蕎麦がきは名前の通り蕎麦がきを揚げ物にした料理です。揚げ物ならではの香ばしさと、表面カリッ、中身はふんわりな食感がたまりません。美味しい食べ方のコツは、何といっても揚げたて熱々を食べることです。塩や醤油など、お好みの調味料をつけて、熱いうちに召し上がってくださいね。
蕎麦がきの食べ方とレシピ②:蕎麦がきぜんざい
蕎麦がきはスイーツとしても美味しく食べられます。あんことの相性も抜群によいので、汁粉やぜんざいといった和スイーツにピッタリです。蕎麦がきは餅よりも軽くてヘルシーなので、胃もたれが心配な方、ダイエット中の方にもおすすめな食べ方ですよ。
汁粉とぜんざいの違いって何?
よく「違いは何?」と聞かれる汁粉とぜんざいですが、簡単に言えば調理法が違います。あんこを水で溶いた物を煮て、汁物にするのが汁粉、水と小豆と砂糖を煮て汁物にするのがぜんざいです。ただし、汁粉とぜんざいにはもう一つ、関東と関西で呼び名や定義が違うという非常に複雑な違いがあります。
関東は小豆あんで作る汁物全般を「汁粉」と呼びます。関東で言う「ぜんざい」とは、あんこに餅などを添えた汁なしの和スイーツのことです。
関西ではこしあんを使った汁物を「汁粉」、粒あんを使った汁物を「せんざい」と呼んでいるよ。地域で呼び名が違うなんて、本当に複雑だね。
蕎麦がきの食べ方とレシピ③:焼きそばがき
焼いて食べる蕎麦がきです。挙げ蕎麦がきとはまた違った風味と食感が素晴らしく、酒の肴としても美味しくいただけます。直火で炙るのが最も風味が増して美味しい食べ方ですが、オーブントースターなどのほうが手軽で失敗も少ないです。
蕎麦がきの食べ方とレシピ④:蕎麦がき団子
蕎麦がきは団子にも変身します。作り方はいろいろあって、硬めに作ってそのまま丸める方法もあれば、白玉粉の要領で茹でて作る方法もあります。好きな方法で作ってくださいね。団子は応用がきく点が魅力です。そのまま好みの調味料やタレをつけて食べるのもよいですが、素揚げや鍋料理の具材にしても美味しいですよ。
まとめ
蕎麦切りもよいですが、茹でずに作る分、蕎麦本来の香りと味をより強く楽しめる蕎麦がきは、料理としてもスイーツとしても楽しめるお得な食べ物でもあります。切ったり、茹でたりという手間がかからないので、料理が苦手な方や子供でも作れる点も魅力です。ぜひ栄養満点の献立作りに、ダイエット中でも大丈夫なスイーツ作りにお役立てくださいね。
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出典:写真AC