手入れ不要なグランドカバー15選!手間いらずで管理が簡単な植物は?

手入れ不要なグランドカバー15選!手間いらずで管理が簡単な植物は?

グランドカバーに求めるものはなんでしょうか?手入れが簡単で、雑草よりも強い常緑の植物で、増えすぎることなく…というすべての条件を兼ね揃えた植物はむずかしいですが、今回は理想に近づけるべく、手入れが簡単、手間いらずでおしゃれなグランドカバーを集めてみました。

グランドカバーってなんだろう?

Photo by anro0002

写真:グレコマ

グランドカバーの目的

グランドカバ―とは『雑草が生えないように庭などの土の出ている部分を植物で覆いつくすこと』と一般的にいわれています。そしてそれだけでなく、雨が降った後の泥のはね返りを防ぐ役目もあります。植物による天然の覆いが、おのずと病害虫の発生を防ぐことにもつながります。グランドカバーは庭や花壇においての大切な役割だといえるでしょう。

グランドカバーの適性条件

グランドカバーは雑草よけや泥はね防止にはもちろん、メインの植物を引き立たせる存在です。なるべく手間いらずで雑草に負けない強健さを持っていること、病害虫に強いこと、気温にあまり左右されないことがカバープランツとしての適性条件になります。それから見た目も重要なポイントです。主役の植物とぶつからないよう、あくまでも脇役として自分の好みに合った植物を選びましょう。

多年草?宿根草?一年草?どれがグランドカバー向き?

手間いらずの多年草

Photo by Starr Environmental

写真:冬の時期のアジュガ・レプタンス

多年草は常緑で通年あまり変化のみられない植物です。大きな変化がみられるのは春に花をつける時期ぐらいになりますが、もちろんその間も雑草の付け入る隙を与えません。それ以外には気温が下がると葉の色が若干変化する時期でしょうか。環境さえ整っていれば手入れ不要なところも多年草の利点です。

安定感のある宿根草

Photo by anro0002

写真:休眠期のリシマキア・ヌンムラリア

常緑性の多年草に対し、宿根草は冬の間に地上部が枯れてしまう植物です。枯れてしまうのに耐寒性が強いというのはおかしいと思われるかもしれませんが、この場合の耐寒性とは地中の根の部分にあたり、また温かくなれば活動を再開します。宿根草の利点は、年を追うごとに株を拡大させていく安定感があることです。

成長の早い一年草

Photo by cultivar413

写真:気温の上昇とともに増殖するナスタチウム

多年草、宿根草にくらべると一年で周期を終えてしまう一年草ですが、一年草の利点は生育の早さにあります。雑草が成長する前にスペースを埋め尽くす勢いからは頼もしさを感じられます。そしてこぼれダネで増えるものが多いということ。そういった意味では一年草も手間いらずの植物かもしれませんね。また、全く違うグランドカバーに切りかえることが容易なのも、一年草ならではの利点です。

グランドカバーの増え方と管理

グランドカバー用のカバープランツを植えてはみたものの、予想以上に広がって困ってしまうことがあります。場合によっては雑草よりもたちが悪いことも。そうなる前に、グランドカバーとよばれる植物がどのようにして増えていくかを理解しておきましょう。増え方が分かっているということは、そこを抑えれば過剰な拡大を防げるということにつながります。

なお、増え方に対応しての管理方法は、今回ご紹介する主な植物に関してです。一般的な地下茎で増える宿根草では、違った対応をしなくてはいけないものもありますのでご注意ください。

ランナーで増える

アジュガ、ラミウム、ラムズイヤー

Photo by wallygrom

写真:ランナーを伸ばした先で発根するアジュガ

アジュガの花穂の根元から、放射状に延びている茎のようなものがお分かりでしょうか。これがランナーと呼ばれる匍匐(ほふく)枝です。地上を這うように伸び、地面に接触したところで発根して株を定着させます。増殖を防ぐにはランナーを切って発根させなければOKですから管理は簡単です。

土に接触したところで、節から発根して増える

リシマキア・ヌンムラリア、グレコマ、ディコンドラ

Photo by dhobern

写真:地面に接したところで発根し、張り付くように陣地を広げるリシマキア・ヌンムラリア

こちらは匍匐枝とは少し違い、茎を長く成長させて、土に接触した節の部分から発根するタイプです。このタイプで注意しておきたいことは、頻繁に強風にさらされる場所では発根しても地面に根が定着しないということです。管理としては、発根、定着後の根はさほど深くありませんので容易に地面から剥がすことが可能です。

地下茎で増える

アマドコロ

Photo by Dluogs

写真:地下茎を伸ばし、周囲に広がっていくアマドコロ

地下茎で増えていくタイプは宿根草や球根植物に多く、一冬越すごとに確実に周囲に仲間を増やしていきます。

片手で簡単に引き抜けるアマドコロ(撮影:藤茶話)

地下茎で増える植物を管理する場合、元株からの延長線上の地下茎を掘り起こす必要があります。とはいってもさほど深い場所ではありません。現時点で地上に出ている部分でしたら引っ張れば簡単に抜けます。今回おすすめしているアマドコロは扱いが簡単ですが、地下茎で増える植物には管理が大変なものもありますので注意してください。

株を肥大させて増える

ギボウシ

株を充実させ、年々大きくなっていくギボウシ(撮影:藤茶話)

ギボウシの場合は周囲に広がる増え方ではなく、株そのものを大きくしていくタイプです。年を追うごとに株張りを20cm~50cm~1mと広げて地面を覆います。管理方法としてギボウシを小さくするには、地上部が完全に枯れた休眠期に掘り起こし、株分け後に植え直せばOKです。地植えで手入れ不要な植物ですので初心者向けではないでしょうか。

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