キンギョソウの育て方!冬越しなど枯らさずに管理をする方法を解説!

キンギョソウの育て方!冬越しなど枯らさずに管理をする方法を解説!

優雅に泳ぐ金魚のようなキンギョソウの育て方を紹介します。切り戻しのときに手に入る脇芽を使って挿し木をすれば、簡単に数を増やすことができますよ。枯れると現れる花がらのドクロも楽しみながら、紹介する育て方を参考にキンギョソウを栽培してみましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.キンギョソウの育て方
  3. 3.キンギョソウは冬越しできる?
  4. 4.キンギョソウの増やし方
  5. 5.寄せ植えを楽しもう
  6. 6.まとめ

はじめに

Photo bymanfredrichter

ひらひらと泳ぐ金魚を連想させるキンギョソウ。色のバリエーションも豊富で、春の花壇を華やかに演出してくれます。そんなキンギョソウとはどんな植物なのでしょうか。基本情報を紹介します。

キンギョソウとは

科目 オオバコ科キンギョソウ属
原産国 地中海沿岸
英名 スナップドラゴン
耐暑性 強い
耐寒性 強い

キンギョソウはヨーロッパやアフリカの北部など、地中海に面している地域が原産の1年草の植物です。オオバコ科に属していますが、場合によってはゴマノハグサ科に分類されることもあります。豊富な品種と花色が特徴で、プランターでも育てやすく春の寄せ植えにもぴったりですよ。

キンギョソウの花の色

キンギョソウは花色が豊富なのが特徴です。白やピンク、イエローや赤のほかにもパステルカラーのものもあるので、色とりどりでカラフルな花壇を楽しむことができるのもキンギョソウの魅力のひとつです。

どんなにおいがする?

キンギョソウのにおいは、青葉を連想させるような、さわやかでほんのりと甘い香りがします。ドイツなどの一部のヨーロッパの国では、キンギョソウが魔よけになると信じられていました。またキンギョソウの香りには、リラックスしたいときやイライラを鎮めたいときなどに、安息効果があるといわれています。

キンギョソウの品種

現在流通しているキンギョソウは、品種改良されたものが多く出回っています。品種によって開花する花びらの形や開花する時期に違いがあるのが特徴です。冬の寒さに強い品種もあるので、いろいろな種類を栽培して違いを楽しんでみてもいいですね。

品種①F1レジェ

切花としても多く流通している品種です。茎が硬くしっかりしているので、ガーデニングなどでも栽培しやすいのが特徴です。花の密集度も高く、11月頃に花を咲かせるので、色が少なく淋しくなりがちな冬の花壇を彩ってくれますよ。

品種②F1カリヨン

花色のバリエーションが多く、草丈が100cmを超えて大きく育つ特徴があります。栽培地の気温が5℃程度あれば冬越しすることも可能な品種で、やや早めに開花する傾向があります。大きめの花が咲くので、寄せ植えのメインにぴったりな品種ですよ。

品種③F1パレット

花のつき方がややコンパクトで、なかにはバイカラーに咲くものもあるのが特徴です。キンギョソウは春先に開花させるのが基本的な栽培方法ですが、パレットは秋に開花させることもできる品種です。草丈も30cm程度と小さめなので、寄せ植えでほかの花を引き立たせる脇役に使うこともできますよ。

品種④F1ツィニー

花びらが何枚も重なったような、八重咲きが特徴的な品種です。キンギョソウのなかでは、夏の暑さがやや苦手な種類です。草丈は30cm程度と低めで、パレット同様、寄せ植えの脇役に使いやすい品種ですよ。

枯れるとドクロになる?

キンギョソウの花が枯れると現れる姿は、はじめて見る人をギョッとさせるフォルムをしています。この見た目は、ドクロ好きなファンから絶大的な人気を誇っています。花がらを放っておくと花壇がドクロまみれになってしまうので、この見た目が苦手な人は、枯れるとできる花がらを早めに摘み取ってしまいましょう。

ドクロの正体は?

キンギョソウの花が枯れると花がらができます。その花がらが乾燥することでドクロのような見た目になります。これは種を守る殻の役割をしている、さやといわれる部分で、遠くまで種を飛ばすためにはじけることで、このような姿になったといわれています。

ボタニ子

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次にキンギョソウの育て方を紹介します!

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キンギョソウの育て方

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