はじめに
ひらひらと泳ぐ金魚を連想させるキンギョソウ。色のバリエーションも豊富で、春の花壇を華やかに演出してくれます。そんなキンギョソウとはどんな植物なのでしょうか。基本情報を紹介します。
キンギョソウとは
いつも『ありがとう』
— 苔さん (@peanuts4021) July 4, 2018
金魚草(キンギョソウ🌼) pic.twitter.com/UjHg0BQjz4
科目 | オオバコ科キンギョソウ属 |
原産国 | 地中海沿岸 |
英名 | スナップドラゴン |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
キンギョソウはヨーロッパやアフリカの北部など、地中海に面している地域が原産の1年草の植物です。オオバコ科に属していますが、場合によってはゴマノハグサ科に分類されることもあります。豊富な品種と花色が特徴で、プランターでも育てやすく春の寄せ植えにもぴったりですよ。
キンギョソウの花の色
キンギョソウ.。.:*♡
— ♡ゆみ♡ゆっくりです(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾♡♡ (@manayumi22) March 29, 2019
(清潔な心)
赤色、桃色、白色、橙色、黄色、黄色と紅色などの複色など、とにかくたくさんの改良された品種が作出されて、花壇やコンテナ、鉢植え、切り花にとボリュームがあって性質も育てやすいことから人気の植物です♡♡ pic.twitter.com/C11DJFwpTy
キンギョソウは花色が豊富なのが特徴です。白やピンク、イエローや赤のほかにもパステルカラーのものもあるので、色とりどりでカラフルな花壇を楽しむことができるのもキンギョソウの魅力のひとつです。
どんなにおいがする?
キンギョソウのにおいは、青葉を連想させるような、さわやかでほんのりと甘い香りがします。ドイツなどの一部のヨーロッパの国では、キンギョソウが魔よけになると信じられていました。またキンギョソウの香りには、リラックスしたいときやイライラを鎮めたいときなどに、安息効果があるといわれています。
キンギョソウの品種
現在流通しているキンギョソウは、品種改良されたものが多く出回っています。品種によって開花する花びらの形や開花する時期に違いがあるのが特徴です。冬の寒さに強い品種もあるので、いろいろな種類を栽培して違いを楽しんでみてもいいですね。
品種①F1レジェ
おはようございます☀
— Livaeal (@Livaeal0) December 12, 2019
今日は黄色の金魚草🌸
とても華やかで、目にも楽しいお花です(*´꒳`*)
昨日は暖かい一日だったけど、今日も暖かそう😊
すこーしだけ昨日のお酒を感じながら、今日も頑張りまーす笑 pic.twitter.com/lewAVvSFvD
切花としても多く流通している品種です。茎が硬くしっかりしているので、ガーデニングなどでも栽培しやすいのが特徴です。花の密集度も高く、11月頃に花を咲かせるので、色が少なく淋しくなりがちな冬の花壇を彩ってくれますよ。
品種②F1カリヨン
お客さんの育ててる
— かずぅーん (@kartune_network) December 17, 2019
"キンギョソウ"
めっちゃ綺麗やったぁ〜〜
女性って女性ってこゆうのもらったら嬉しいんかな?🤔 pic.twitter.com/NiKWJM7Njx
花色のバリエーションが多く、草丈が100cmを超えて大きく育つ特徴があります。栽培地の気温が5℃程度あれば冬越しすることも可能な品種で、やや早めに開花する傾向があります。大きめの花が咲くので、寄せ植えのメインにぴったりな品種ですよ。
品種③F1パレット
キンギョソウ pic.twitter.com/SL2AGCUZXB
— 藤島康介@トップウGP12巻7月21日発売🏍 (@fujishimakosuke) June 5, 2016
花のつき方がややコンパクトで、なかにはバイカラーに咲くものもあるのが特徴です。キンギョソウは春先に開花させるのが基本的な栽培方法ですが、パレットは秋に開花させることもできる品種です。草丈も30cm程度と小さめなので、寄せ植えでほかの花を引き立たせる脇役に使うこともできますよ。
品種④F1ツィニー
【オンタイム:TDL】トゥーン、シティーホール前ではうさたまミキミニが仲良く並んでいます。その周りを囲むのはキンギョソウ。八重咲きのトゥイニーという品種でしょう。黄色やオレンジなどにぎやかに咲いていて、ドタバタなうさたま大脱走を思わせますね。
— 花と緑のTDR_bot (@flowerTDR_bot) May 2, 2019
舞浜植物図鑑 / https://t.co/9zGhSQjkNj pic.twitter.com/GPOEDwmWqh
花びらが何枚も重なったような、八重咲きが特徴的な品種です。キンギョソウのなかでは、夏の暑さがやや苦手な種類です。草丈は30cm程度と低めで、パレット同様、寄せ植えの脇役に使いやすい品種ですよ。
枯れるとドクロになる?
キンギョソウの花が枯れると現れる姿は、はじめて見る人をギョッとさせるフォルムをしています。この見た目は、ドクロ好きなファンから絶大的な人気を誇っています。花がらを放っておくと花壇がドクロまみれになってしまうので、この見た目が苦手な人は、枯れるとできる花がらを早めに摘み取ってしまいましょう。
ドクロの正体は?
キンギョソウの花が枯れると花がらができます。その花がらが乾燥することでドクロのような見た目になります。これは種を守る殻の役割をしている、さやといわれる部分で、遠くまで種を飛ばすためにはじけることで、このような姿になったといわれています。
ボタニ子
次にキンギョソウの育て方を紹介します!