キンギョソウの育て方!冬越しなど枯らさずに管理をする方法を解説!

キンギョソウの育て方!冬越しなど枯らさずに管理をする方法を解説!

優雅に泳ぐ金魚のようなキンギョソウの育て方を紹介します。切り戻しのときに手に入る脇芽を使って挿し木をすれば、簡単に数を増やすことができますよ。枯れると現れる花がらのドクロも楽しみながら、紹介する育て方を参考にキンギョソウを栽培してみましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.キンギョソウの育て方
  3. 3.キンギョソウは冬越しできる?
  4. 4.キンギョソウの増やし方
  5. 5.寄せ植えを楽しもう
  6. 6.まとめ

キンギョソウは冬越しできる?

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キンギョソウは実は寒さに強く、冬越しできる植物です。冬越しするにはどのような条件が必要なのか紹介します。上手に育てて、長い期間の開花を楽しみましょう。

冬越しの方法

キンギョソウは-5℃程度なら、屋外でも越冬することが可能です。しかし、北国など寒さが厳しくなる地域では、屋外での越冬は難しいものがあります。そんなときは、ビニールハウスなど暖かい環境を用意してあげるといいでしょう。プランターなら、屋内への移動も楽に行うことができます。

寒すぎるとどうなる?

寒さに強いキンギョソウですが、-10℃を下回る環境や霜や雪にあたる環境では、枯れる原因になってしまいます。屋内で栽培するなど、暖かく霜や雪にあたらない対策が必要になります。

キンギョソウの増やし方

Photo bySarahRichterArt

キンギョソウを増やす方法に、花がらから種をとって栽培するほかに挿し木を行う方法があります。種から栽培すると苗に成長するまで時間がかかるため、挿し木で増やすのがおすすめです。

キンギョソウの増やし方①種から育てる

種から育てて増やすには、ピートバンかセルトレイを使うのが便利です。途中で間引きを行うことで、たくましい苗を作ることができます。発芽に適した温度は15~20℃なので、屋内などの暖かい場所で管理するのがいいでしょう。花がらからとった種が発芽するか、試してみてもいいですね。

ピートバンとは?

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ピートモスを圧縮して、板状に乾燥させたものをピートバンといいます。受け皿に水を入れて、吸水させて使います。皿などに入れた脱脂綿に水を含ませても、同様の効果が得られます。土を被せずに使うのがポイントです。

セルトレイとは?

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セルトレイは一個ずつ分かれている苗床のことで、それぞれに用土を入れて使用します。ひとつずつ苗を育てることができるため、根が絡まったりなどのトラブルもなく便利なアイテムです。

キンギョソウの増やし方②挿し木をする

挿し木で増やす場合は、キンギョソウの脇芽を10cmほどカットして増やしていきます。挿し木を行う期間は4~10月の暖かい時期がいいでしょう。挿し木の苗が十分に育つまでは、土が乾燥しないように気をつけて明るい日陰で管理するのがいいですね。

挿し木の方法

カットして取ったキンギョソウを下葉を数枚とって、30分ほど水につけておきます。土を入れた苗床を用意したら、苗をさして軽く土を寄せてあげましょう。新しい葉が増えて、無事に根が出たら大成功です。

寄せ植えを楽しもう

寄せ植えは違う種類の植物と組み合わせることで、よりガーデニングを楽しむことができます。キンギョソウはメインに使うほかにも、引き立て役としても華やかに演出させます。

寄せ植えの作り方

寄せ植えはプランターで楽しむこともできますが、たくさんの種類を敷き詰めた花壇も美しくていいですね。ここで寄せ植えの例をいくつか紹介します。こちらを参考に、寄せ植えにチャレンジしてみてください。

キンギョソウがメインの寄せ植え

草丈の高いキンギョソウを引き立てるため、周りには草丈の低い花を選びましょう。色を揃えると統一感が出て美しく見せることができます。

バラをメインにした寄せ植え

バラなどより華やかな花を引き立てるため、キンギョソウの数は少なめに植えつけます。大きめの花と小さめの花をバランスよく合わせることで、ゴージャスに仕上げることができます。

花壇での寄せ植え

キンギョソウだけで作った寄せ植えはなかなかの見ごたえがあります。豊富な色合いの花壇は、明るい印象を与えてくれます。

まとめ

ひとつでも、違う種類の花たちと組み合わせても華やかな花壇を演出してくれるキンギョソウ。これからガーデニングをはじめる初心者にも育てやすい植物です。色も豊富で品種によって花びらの形に違いがあるのも、面白みがあって栽培するのが楽しいですよ。花がらのドクロも、ぜひ、一見してみてください。

ぺぺ
ライター

ぺぺ

ズボラ人間ですが、子育ての傍ら趣味でもあるガーデニングやDIYを楽しんでいます。日々、子どもと植物の成長を見守っています。

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