酢の活用方法
お料理に調味料として使用すると、唾液の分泌の促進につながるのでおすすめです。適量を毎日続けることが酢の上手な摂り方のポイントです。また朝に酢を摂ることで代謝があがり、夜に摂れば疲労回復につながるので摂る時間帯も考えましょう。酢のドリンクなら胃に負担をかけないよう食後に摂ることをおすすめします。
料理に
日本には酢の物という料理のジャンルがあり、その他にも酢を使う料理は数多くあります。西洋にもピクルスやマリネなど食材の保存目的、タンパク質を分解してお肉をやわらかくするために使用します。魚の生臭みを消すためにも酢を使います。煮魚などで加熱しても栄養成分は変化せず、酸の風味はまろやかになり食べやすくなります。
隠し味として
酢を隠し味として少量使うことで塩味を際立たせ減塩効果につながります。味がはっきりしない、何か足したいと思うときに酢を加えて味を引きしめる効果を試してください。また、酢は加熱することでコクやうま味が増し、甘さを強調する働きもあるので味に迷ったら少量の酢を足してみてください。
おすすめの酢の摂り方
ドレッシング
ドレッシングは酢を手軽にとれる方法です。基本のドレッシングなら酢大さじ1にオリーブオイル小さじ1を混ぜ合わせるだけでできあがりです。塩こしょうやスパイス、レモンなどの果汁を加えたり、酢やオイルの種類を変えるだけでレパートリーを増やすことができます。
リンゴ酢ドリンク
もっとも簡単にできる酢ドリンクの作り方です。リンゴ酢1に対して10の水や炭酸水を加えればできあがりです。好みでシロップや砂糖で甘みを足すこともでき、ハーブティーやフルーツジュースを置き換えると違った味が楽しめます。
フルーツと酢のドリンク
お好みのフルーツ、酢、氷砂糖を同量ずつ、消毒したガラス瓶にフルーツと氷砂糖を層を積み重ねるように入れます。上からひたひたの酢を加えてふたをし、冷暗所で数日間置き、氷砂糖が解けたらフルーツを取り出して原液の完成です。炭酸水などで割って飲んでください。
次のページでは、酢の種類について解説します。