家庭菜園を始めよう！初心者にも簡単な土・畑の作り方を詳しく解説！

畑作りが終わったら、野菜の種類や季節によってはマルチングをした方がいいものもあります。家庭菜園で必須なものではありませんが、ここでは、マルチの貼り方とマルチの種類を紹介します。

マルチは畝を作った後に貼るのがポイントです。貼り方は畝の端にマルチを合わせて、そのまま反対の畝の端まで広げていきます。畝がマルチで覆われたら、マルチが飛ばないように畝にそって土をかけていきます。

一般的によく見られるマルチです。黒マルチの特徴は光の遮光と吸収です。光を吸収するので、地表の温度が上がりやすく、また遮光効果もあるので雑草が生えにくくなるという効果もあります。一般的なマルチなので、お店も買いやすく初心者はまず黒マルチから始めるのがおすすめです。

透明のマルチは、地表の温度を上げるのに適しています。冬場の家庭菜園で利用されることも多いです。透明マルチを使うことにより地表の温度が上がり、野菜の生育がはやまるというメリットもあります。

シルバーはアブラムシなどの害虫よけが期待されるマルチです。また光を反射する効果もあるので、地表の温度がそれほど上がらないという効果もあります。そのことから、夏場によく利用されるマルチでもあります。

最近では、プランターでベランダ菜園する人も増えてきています。その場合、土は市販の培養土を使うか自身で土を配合する必要があります。ここでは、プランターでの土の作り方を紹介します。

市販で販売している土の種類は主に、この2種類になります。種まきから始めるのか、苗から始めるのかで土の用途が変わってきますので覚えておきましょう。

名前の通り種まき用の土です。種は栄養素を必要としないので、種まき用の土も栄養素が薄めに配合されています。市販で購入することができるので、プランター栽培の場合は購入を検討してみてください。

ある程度苗が育ってきてから使う土です。野菜によっては、使う栄養素が違うこともあります。種まき用の土より、栄養素が多く含まれています。

自身での土の作り方は、赤玉土と腐葉土を使います。割合としては、赤玉土7：腐葉土3で混ぜ合わせて作ります。この配合は基本の土とも呼ばれ、どんな野菜でも応用が効くので土の作り方として覚えておきましょう。

土作りに慣れてきたら、応用として水はけをよくするために赤玉土を多めに、水持ちとよくするためには腐葉土を多めに配合する、など工夫をしていきましょう。野菜によっては、どのような土を好むかが変わってくるため、野菜にとって一番良い土にすることが重要です。

畑作り、土の作り方とともに実はそこまで難しくありません。必要最低限の道具があれば、規模にもよりますが簡単に行うことができます。ぜひ、畑作り・土作りにチャレンジしてみてくださいね！