ミルトニアとは
ミルトニアの基本情報
科目 | ラン科ミルトニア属 |
原産地 | 南米 |
開花時期 | 6~7月 |
耐暑性 | 弱い |
耐寒性 | 弱い |
ミルトニアは南米のアンデス地方が原産の多年草の植物で、ラン科に属しています。春に花を咲かせる洋蘭として大変人気です。パンジーオーキッドと呼ばれることもあり、その別名は花の形がパンジーににていることが由来とされています。
ミルトニアの特徴
ミルトニアは、ほかの木に根を絡ませて成長する姿が特徴的です。花の色は代表的な白色に加え、ピンクや紫があります。大きさは5cm程度で、草丈が30cm以上とランの中でも大型の品種といえます。
どんな香りがする?
ミルトニアの花の香りはエキゾチックで、バラに似ているともいわれています。そのほかにも、ミカンのような香りがする品種もあり、見た目だけでなく香りでも楽しませてくれますよ。
ミルトニアの種類
ミルトニアは世界中で20種類あるといわれ、種類によっては秋に開花するものもあります。それでは、どのような種類があるのでしょうか。ミルトニアの代表的な種類とその特徴を見てみましょう。
利休
ミルトニアは6~7月に花を咲かせる品種が多いですが、この利休は秋に花を咲かせる蘭です。紫色の花びらと薄い黄色のガクが美しく、風情ある姿から利休と名づけられました。
サマータイム
サマータイムは秋に花をつける蘭で、暑さに強い特徴を持っています。薄い黄色のガクに茶色の斑点がはいりますが、これは病気ではないので安心してくださいね。
クラレットパンチ
4月以降に花を咲かせる春咲きの蘭で、真っ赤な花びらが印象的ですね。甘い香りのなかに、柑橘類を思わせるさわやかさが感じられます。
ミルトニアの花言葉
ミルトニアの花言葉は「愛の訪れ」や「家庭的な愛」「淑女の想い」です。どれも女性を連想させる花言葉であり、存在感もありながらしとやかな雰囲気を持つ、美しいミルトニアにふさわしいですね。
ボタニ子
ミルトニアの育て方を紹介します。栽培に挑戦してみましょう!
ミルトニアは2月23日と7月1日の誕生花でもあります。自分自身や、好きな人への贈り物としても素敵ね。