シンビジウムの育て方!生育に適した環境や水やりなど管理のコツは?

シンビジウムの育て方!生育に適した環境や水やりなど管理のコツは?

花色も豊富ですらりとした姿も美しいシンビジウムは、洋蘭の中でも低温に強く越冬が比較的簡単です。じゅうぶんな日当たりの環境を確保することが花芽を付けるコツで、初心者にも楽しめるように、シンビジウム栽培の月別の管理方法や水やりの基本をお伝えします。

記事の目次

  1. 1.シンビジウムの魅力
  2. 2.シンビジウムの育て方
  3. 3.シンビジウムの植え替え
  4. 4.シンビジウムの増やし方(株分け)
  5. 5.シンビジウムに花芽をつけるには?
  6. 6.シンビジウムの花後の管理
  7. 7.まとめ

シンビジウムの魅力

Photo bymihaelab

洋蘭のよさはその種類によってさまざまな魅力があり、豪華な姿のカトレアや優雅な胡蝶蘭やデンドロビウムのかわいらしさも根強いファンがいます。シンビジウムは花の姿の美しさと開花後の花の寿命の長さがほかの蘭より圧倒的に長く、初心者でも手入れの基本を知れば育てやすいのが魅力です。

シンビジウムの特徴と性質

シンビジウムの特徴

シンビジウムの特徴は多年草として、株そのものが長寿であるということががあげられます。写真のシンビジウム・トラシアナムは100年以上前に日本にわたってきた株が現存しています。また、花色が豊富でブルー系や黒系を除いた多くの花色が作り出されており、花びらと真ん中の「リップ」とよばれる部分の色の組み合わせで何千種類も存在しています。

性質①耐寒性が高い

シンビジウムはほかの洋蘭に比べると生育適温が低めで、最低温度が5℃以上あれば容易に越冬できます。温室がなくても日当たりのよい部屋で育てられるなど、初心者にも楽しめる丈夫な性質をもっています。

性質②水やりが簡単

シンビジウムはほかのカトレアや胡蝶蘭がもともと木の樹皮に着生する蘭と違い、木のほらなどの穴で根を広げたり直接地面に自生しています。そのため、軽石やバークなどで育てるので水ごけで育てるほかの蘭より、用土のかわき具合が確かめやすいので水やりのタイミングがわかりやすいといえます。

性質③長寿

最初の一輪が開花してから最後の花が終わり、しぼむまでおよそ100日以上咲きます。また多年草としての寿命が大変長く、手入れをしながら何十年も楽しむことができるので徐々にシンビジウムの扱いをおぼえ、栽培の目標をアップしていく楽しみ方もできます。

シンビジウムの育て方

初心者でも楽しめる洋蘭のシンビジウムですが、日当たりや越冬の環境を整えてあげる必要があります。月別の温度管理や育て方の基本、確実に越冬させるコツをお知らせします。

シンビジウムの栽培環境のチェック

日当たり

  • 成長時期(5月~10月)半日以上日光が当たる場所を選びます
  • 午前中日光が当たらずに午後2~3時間の日当たり下では日よけが必要です
  • 冬の開花期に一日に1時間以上日光は必要です(日光不足は開花中の花色を悪くする)

温度管理

  • 夏場の暑さには強いですが、遮光は必要です
  • 最低気温10℃で部屋に移動する
  • 冬場の部屋の温度は0℃では越冬できません(明け方に6~7℃の温度は必要)
  • 直接暖房の風が当たらないようにする(つぼみの落下黄変をする)

シンビジウムの手入れの基本

水やり

  • 12月~5月上旬は用土の乾きぐあいをみながら水やりは週1~2回
  • 5月中旬~7月中旬は水やりは週3~4回
  • 7月下旬~9月上旬は毎日水やり
  • 9月中旬~10月下旬は徐々にへらすように水やりは週1回
  • 11月はたっぷりと水やりをする

置き肥

  • 緩効性肥料は4月下旬から5月中旬までに年1回施す
  • 油かす主体の肥料なら4月下旬~7月上旬まで月1回施す

液体肥料

  • 4月下旬~9月いっぱいは週1回施す
  • 10月~4月中旬は肥料は施さない

そのほかの主な作業

  • 植え替え・株分けは4月~5月中旬がよい時期
  • 春の芽かきは4月~5月中旬に行う
  • 秋の芽かきは9月~11月いっぱいに行う
  • 支柱立ては12月~3月いっぱいの開花時期に行う

年間栽培管理表

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