ミルトニアの育て方!増やし方や置き場所・温度など管理のコツを紹介!

ミルトニアの育て方!増やし方や置き場所・温度など管理のコツを紹介!

ラン科の植物、ミルトニアをご存知でしょうか?環境変化に弱くとても繊細な花ですが、美しい姿は一見の価値がありますよ。今回は、そんなミルトニアの基本的な育て方や、株分けの方法を紹介します。栽培のポイントをおさえて、開花を楽しんでくださいね。

記事の目次

  1. 1.ミルトニアとは
  2. 2.ミルトニアの育て方
  3. 3.ミルトニアの手入れ
  4. 4.ミルトニアの増やし方
  5. 5.まとめ

ミルトニアの育て方

出展:写真AC

ミルトニアはアンデスの山地に生息する高山植物で、環境変化に弱い特徴を持っています。地植え栽培もできますが、管理がしやすい鉢植え栽培がおすすめです。夏と冬の手入れポイントをおさえて、美しい花を堪能しましょう。

南米は平均気温も日本より高いから、夏は大丈夫なんじゃないの?

ボタニ子

ボタニ子

アンデスの山の夏は昼間は30℃以上あっても、夜は20℃近くまで下がります。日本の夏は夜でも30℃を下回ることが少ないので、耐えられないといわれているんだよ。

アンデスは冬でも20℃くらいあるんだね!日本はマイナスまで下がることがあるから、冬の寒さにも耐えられないんだね。

栽培カレンダー

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け、植え替え                  
開花時期                    
肥料              

ミルトニアの多くは6~7月に花を咲かせますが、品種によっては9月頃に開花時期を迎えるものもあります。購入する際には、商品タグをチェックしてみましょう。

育て方①栽培環境

Photo byJillWellington

ミルトニアは強い日差しが苦手です。栽培にあたっては、風通しがよい明るい日陰がよいでしょう。春から夏にかけては屋外で管理できますが、秋が近づく頃には屋内へ取り込んでください。四季を問わず屋内で栽培する場合は、窓際に置き、カーテンなどで光をさえぎる工夫が必要になります。

室内管理のポイント

室内では窓際に置くのがよいのですが、気温が下がる冬はミルトニアには寒い環境になってしまいます。日が暮れる頃には、窓から離れた場所に移動しましょう。温度を保つためにも、ダンボールなどで囲いを作るのもよいですね。

育て方②植え付けと植え替え

Photo bysweetlouise

ミルトニアの植え付けは、外気温が10℃以上ある春先または晩秋が好ましいといわれています。また、花芽が大きい状態での植え付けや植え替えは、ストレスがかかりますので、花芽が出ていないものまたは花芽が小さいものを選びましょう。

ボタニ子

ボタニ子

ミルトニアは茎が細くて、折れてしまうことがあります。心配な場合は、支柱を立てましょう。

植え替え

植え替えは、2年に一度を目安に行います。作業に適した時期は植え付けと同じく、気温が10℃以上ある春か晩秋です。傷んだ根と水コケを取り除いたら、新しい水コケを用意して鉢に植えつけましょう。土に関しては、次の「育て方③用土」を参考にしてください。

ボタニ子

ボタニ子

ミルトニアの根には、水コケが絡まっています。この水コケはミルトニアの栽培には欠かせないものなので、覚えておきましょう。

育て方③用土

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ミルトニアの栽培には、厳密には土ではなく水コケを使用します。細かいモルバークでもよいでしょう。腐葉土や堆肥は必要ありません。植木鉢に隙間があいているとカビが生えることがあるので、隙間のないようにしっかりつめてください。市販されている洋ランの培養土が、便利でおすすめですよ。

育て方④肥料

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肥料は、花が咲く前の5月頃に洋ラン専用の肥料を施します。ティースプーンに少量乗るくらいを目安にしましょう。肥料を施しすぎると、根を傷める原因になるので気をつけてくださいね。夏の暑さがやわらぐ9月下旬にも同量の肥料を施すとよいですよ。

ボタニ子

ボタニ子

液体の肥料を使うのもおすすめです。この場合は、記載されている分量よりも2倍薄めて使うのがポイントです。

育て方⑤水やり

Photo byAlexei_other

ミルトニアは乾燥に弱いので、水切れに注意が必要です。土の表面がカラカラに乾く前に、水やりをしましょう。春と秋は1日1回を目安にします。夏は、朝と夕の2回水やりをしてください。根元だけでなく、葉にもかかるように水やりをするとよいですよ。冬は水やりを控え、1週間に1回でよいでしょう。

水やりの注意点

こまめな水やりは大切ですが、水のやりすぎは根腐れを起こす可能性があります。室内で管理する場合も、水のやりすぎには気をつけてください。葉の隙間や花芽に水がたまっている場合は、ふき取りましょう。

続いて、病気や害虫対策、増やし方などを紹介します。

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ミルトニアの手入れ

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