オンシジウムの育て方！置き場や水やりなど基本的な管理のコツを解説！

オンシジウム（オンシジュームともいわれます。）は、中南米の熱帯地域が原産の洋ランです。自生する場所は、低地から高地まで幅広く、それぞれの環境に合わせて変化をとげたため種類がたくさんあることが特徴の1つです。また洋ランの中では比較的育てやすく、温室も必要とせず育てることができます。

• 可憐
• 気立ての良さ
• 協調
• 一緒に踊って
• 清楚
• 蕾のままでいて
• 野心的な愛

1本の細長い茎先に、10〜50輪にもなる蝶のような形の小さな花をつけます。花の大きさは直径1.5〜2.5cmほどと小さいのが特徴です。一方で自生する場所が多岐に渡ることから、草丈は10〜70cmと幅広いのが特徴です。また、開花時期も品種によって異なり、4〜6月、9〜10月、12〜1月と大きく3パターンにもなります。このことから、オンシジウムは、年中みられる花ともいえます。花の色も黄色、赤、オレンジなど多岐にわたります。

とても多くの種類のあるオンシジウムは、もともと花の色は黄色だけでした。品種改良により白、赤、オレンジなどの色が生まれました。花束やパーティーの飾りに使われるなど、人気のある花の1つになっています。

花の色が豊富になる前には、葉の形によって4つのグループに分類されていました。

黄色い花と1.2枚の薄い葉、株元の茎が大きく太いのが特徴です。オンシジウムの中ではこの薄葉系が最も多いです。切り花や鉢植えによく利用されます。

肉厚な葉の先が、名前の通り剣のように鋭いのが特徴です。カラフルな花を咲かせます。品種の多くはカリムニア属に分類されます。

棒状の厚みのある葉が特徴です。品種の多くはトリコセントラム属に分類されます。

葉と茎がともに肉厚となります。最も特徴的なのは葉を1枚だけ直立させるところです。品種の多くはサイコプシス属に分類されます。

オンシジウムの園芸品種は6種類に分けられます。それぞれの特徴をご紹介します。

オンシジウムの中で最もよく見かける品種です。花がよく咲き、バルブもしっかり太くなるのが特徴です。そのため初心者にも育てやすい品種の1つといえます。

華やかな黄色い花を咲かせます。草丈が高くなり、ボリュームのある花をつけるのが特徴的です。

お菓子に例えるなら、チョコレートに似た甘い香りが特徴です。花色は赤茶系で、他のオンシジウムと比べると丈がやや短いです。

なかでも、クリーム色の花はバニラの香りが特徴です。育てやすく増やしやすい品種でもあります。また、たくさん花がつくため、稲穂のように垂れた姿も特徴です。

冬に咲き、他のオンシジウムに比べると小さめの品種です。湿気のあるところを好みます。花が咲くと香りを放つのが特徴です。

赤茶色の花を咲かせます。花を咲かせるとよい香りがするのが特徴です。品種改良する際は香りを目的としたときに、利用されることが多いです。