スナゴケとは?生態と栽培管理の方法をご紹介!上手な根付け方法は?

スナゴケとは?生態と栽培管理の方法をご紹介!上手な根付け方法は?

スナゴケは日本の河原や砂地、岩の上などに群落を作って育つコケです。ライトグリーンの星形の葉はとてもかわいらしく、コケ盆栽やコケテラリウムなどで使用する、代表的な丈夫で育てやすいコケです。スナゴケの生態と栽培管理、上手な根付かせ方のいくつかをご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.スナゴケとは
  2. 2.スナゴケの生態
  3. 3.スナゴケの栽培管理
  4. 4.盆栽やテラリウムもおすすめ
  5. 5.スナゴケの根付け方法
  6. 6.まとめ

湿度

蒸れに弱い

スナゴケは真夏は蒸れを起こし、黒ずんで枯れることもあります。夏以外でも水はけが悪く、水に浸った状態が長いと傷んで枯れてしまいます。

乾燥に強い

スナゴケは上から見ると星形に葉が開いて見えます。乾燥すると縮れて閉じてしまいますが、水分を霧吹きなどで与えると元に戻ります。乾燥して白っぽくなっても枯れることはあまりありません。

増え方

スナゴケは蒴から胞子を飛ばして増えていきます。夏の暑さで傷んだ状態から、秋〜冬の時期ににきれいなライトグリーンの状態に回復し、春に長い柄を伸ばし蒴を付けます。それを繰り返し、群落となっていきます。

スナゴケの栽培管理

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スナゴケは丈夫で育てやすいコケです。最近はコケ盆栽やコケテラリウムにも利用され、園芸店やネットで少量づつ購入できます。スナゴケを長く楽しめるような栽培管理をご紹介します。

スナゴケの育て方

スナゴケは様々な用途に利用できますが、ここではスナゴケ単体での育て方をご紹介します。

置き場

スナゴケの育て方で大切なのは、風通しがよく、朝露や夜露の当たるような場所を選ぶことでしょう。庭などに地植えする場合は、適度な日当たりと風通し、水はけのよい場所を選びます。植木鉢などの容器に植える場合も地植えの場合と同じで、スナゴケの生育を見ながら最適な場所を選んでいきましょう。

用土

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庭に地植えする育て方は、土を耕してから川砂などを混ぜたあと、ピートモス、バーミキュライトなど少量混ぜ、よく均して用土の表面を平らにします。水はけがよすぎると土が動くため、スナゴケが生育しません。植木鉢などの容器での育て方は黒土、川砂、バーミキュライト、ピートモスをよく混ぜ、用土の表面を平らにします。風通しが悪いと蒸れるので、ウオータースペースはできるだけ取らないようにしましょう。

水やり

水やりは早朝か夕方に行いましょう。表面だけで無く、仮根までしっかり水が行き渡たらせ、その水が流れ去るように管理しましょう。水に浸った状態が長く続くと傷むので気をつけます。直射日光の強い時期の水やりは蒸れを起こします。

施肥

年間を通じて液体肥料を通常よりも薄めに与えます。頻度は1ヶ月に1度くらいでよいでしょう。

ボタ爺

ボタ爺

スナゴケは盆栽やテラリウムにもおすすめじゃ。次ページから紹介するぞ!

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盆栽やテラリウムもおすすめ

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