古から伝わる浄化方法「スマッジング」とは
浄化方法「スマッジング」について
スマッジングは、いぶす(smudge)という意味を持ち、さまざまなものをリフレッシュできるとされてきました。元になっているのは、ネイティブアメリカンに伝わる浄化の儀式で、ハーブなどの煙を使って行うことが特徴です。
スマッジングのやり方
まずホワイトセージの葉を一枚手にとり、火をつけます。次に手などであおいで火を消し、煙を発生させてください。そしてスマッジングをする対象に煙を近づけましょう。葉や茎は手に持ったままでも大丈夫ですが、多めに焚くときは耐熱容器などを用意して、そのなかに入れて焚くようにしてください。
葉に火がつかないときは?
湿気を帯びたホワイトセージは火がつかないことがあります。そのような場合は天日干しで乾燥させるか、電子レンジで20秒~30秒ほどあたためてください。また保存をするときは、湿気の少なく直射日光が当たらない場所で管理するようにします。その際に乾燥材を使用するのもよいでしょう。
スマッジングを行う際に気をつけること
火を扱う作業のため、スマッジングを行う際はやけどなどに十分注意をしてください。また焚き方の規模では、火災報知機がならない程度の量で燃やすようにしましょう。心配な方は、まず屋外などで少量の葉を燃やして、燃やす量や規模などを試してみることをおすすめします。
ネイティブアメリカンに伝わる本格的な浄化方法
本格的にスマッジングを行いたい方は、道具を自然のものでそろえてみてはいかがでしょうか。ネイティブアメリカンに伝わる方法では、自然界の4つの要素をそろえて行います。伝統的なやり方では、土の要素のホワイトセージを、水の要素のアバロン貝(アワビ貝)に入れ、火の要素の炎で焚き、風の要素のフェザーで火を消します。
ホワイトセージでモノや空間をすっきりとさせる
天然石
天然石を浄化する方法として、水晶やクリスタルチューナー、月光にあてる、などが有名ですが、それらと並びホワイトセージもよく使用されています。ホワイトセージは多くの種類の天然石に使えるため、愛用する方が多いことが特徴です。
やり方
まず葉を一枚手にとり、火をつけたあと、手であおぎ火を消します。この焚き方で出た煙に、天然石をかざしてください。煙にあてすぎないよう、軽くそっとくぐらせるようにします。繊細な石などは、葉や茎を燃やさず、そのまま石の隣などに配置をするとよいでしょう。
部屋などの空間
部屋などをすっきりとさせる場合は、まず掃除を行うと効果的です。その際、窓を開けて換気を行いましょう。スマッジングを行う場合は火を使う作業のため、風がある日などは換気のあとに窓を閉めてださい。そして、きれいになった部屋をホワイトセージですっきりと仕上げましょう。
やり方①スマッジング
まず最初にホワイトセージをいぶします。葉などを燃やし、あおいで火を消したあと、玄関やリビング、クローゼットなどに煙を近づけてください。その際、耐熱容器などを使うと移動がしやすくなり、安全に作業ができるでしょう。
やり方②焚かない状態の葉や茎で
ホワイトセージは、焚かずにそのままでも楽しめます。やり方は、葉や茎を気持ちよくさせたい場所に適量置くだけです。クローゼットや靴箱などに置くと、天然の抗菌、消臭成分ですっきりとします。
やり方③ホワイトセージ入りの便利なアイテムで
アロマキャンドルやアロマオイル、インセンスやルームスプレーなど、ホワイトセージ入りのアイテムは、さまざまなものがあります。手軽に購入できて日常的に使用できるので、手軽に部屋などをすっきりとさせたい場合に使用しやすくおすすめです。
次のページでは、ホワイトセージを使ったアイテムについてご紹介します。