大根島（島根）ってどんなところ？日本庭園「由志園」などの名所をご紹介！

中国牡丹園は大輪で華やかな「中国牡丹」約110品種、1万本を中国山東省から導入して栽培しています。日本と中国の牡丹が競演している植物園はほかにありません。広々とした畑で紫、ピンク、緑などの個性豊かな牡丹が一望できます。なお、開園しているのは4月～5月の開花時期のみです。

大根島ぼたん芍薬園は、種類豊富な牡丹と芍薬を扱っている専門店です。開園は春の開花時期のみで、牡丹苗は年中販売しています。そば処では牡丹を観賞しながら本格的な手打ちの出雲そばもいただけます。場所は少し小高い大根島の真ん中にあり、晴天の日には山陰の名峰「大山」も一望が可能です。

大根島本陣は、牡丹の栽培と販売と島根県の天然記念物「出雲なんきん」の展示と販売をおこなっています。実は、学術的にも貴重な溶岩庭園がある穴場スポットです。溶岩の自然美をいかした日本庭園には、鮮やかな牡丹もよく映えます。金魚の見学や土産店の買い物ができ、幅広い世代が楽しめる牡丹園です。

グリーンステラは、大根島の真ん中にある「大塚山公園」内に設立された牡丹の展示温室です。高度な技術で温室を一定に保つことに成功し、1年中牡丹を咲かせ続けています。牡丹のほかにも蘭や珍しい熱帯植物などが並べられ、見てまわるだけでとても勉強になる施設です。

牡丹を観賞するため大根島に遊びに行ったら、ぜひほかの観光スポットでも思い出を作ってはいかがでしょう。コンパクトな島なので牡丹園の帰りにもぶらっと立ち寄れます。大きな観光名所はないといわれる島ですが、その魅力に触れれば大根島をまた訪れたくなるでしょう。

竜渓洞は国の天然記念物に指定されている洞窟です。噴火によって作られた溶岩トンネルで、道路沿いに洞口があります。事前予約で中の見学が可能です。洞窟内では、運がよければ希少な生物も見られます。通常は鍵がかかっていて入れませんが、洞口の前に立つだけでも神秘的な雰囲気が確認できるでしょう。

江島大橋は、江島と鳥取県境港市にかかる全長約1.4km、高さ45mまでのぼる橋です。「アクセルペダルを全開に踏まないとのぼれない坂」として「ベタ踏み坂」の呼び名がついています。写真を撮るためにくる人も増えてきました。大根島に行った際は、ぜひ本物を確認してみてください。

大根島は小さいけれど牡丹の生産量は全国トップシェアをほこる、花と自然にあふれた島です。牡丹が見頃の春はもちろん、いつ行っても観光が楽しめます。松江城、出雲大社などの有名な観光地も近いので、大根島にも気軽に足を運んでみてください。