プランターでのミニトマトの育て方:収穫
収穫時期
ミニトマトの収穫時期は、地域の気温や天候によって左右はされますが、苗から植え付けをした場合は、暖かくなってくる7月~9月上旬が収穫時期になります。時期の目安としては、花が咲いて一ヶ月後にはミニトマトの実になると思えばよいです。また、ミニトマトはブドウの房のように実を付けますが、葉に近い方から熟していくため、赤くなったものから収穫してください。
収穫タイミング
ミニトマトの収穫タイミングは実が熟したころです。早すぎると酸っぱいですし、遅すぎると皮が硬くなり実が落下してしまいます。
熟した実の見分け方
熟したトマトの見分け方ですが、まずは色になります。完熟トマトといえば当然赤色ですが、ミニトマトは実の先端から色が変わり、緑色→オレンジ色→赤色と変わっていきます。その赤色がヘタの近くまできたときが収穫のタイミングになります。次の確認するポイントとなるのは、ミニトマトのヘタになります。ヘタが上に向かってひっくり返り閉じた状態であれば、完熟の合図と思ってください。
プランターでのミニトマトの育て方:栽培の注意点
病害虫
ミニトマトは病気や害虫の被害を受けやすい野菜になるため、それらが発生しにくい環境づくりが重要です。水やりは病気の発生につながりやすいため、土を常にジメジメさせないようにしましょう。また、高いところからの水やりによる土の跳ね返りも、病気の原因になるため気をつけてください。
プランターの上に落ちた葉っぱを放置しておくと、害虫が発生する原因になります。早めに取り出すようにしましょう。
土の状態が悪い
土は植物の命の源です。土の状態がよくないとすぐに植物の調子が悪くなり葉の形状が変化します。
葉が丸まっている
主に、ミニトマトの肥料過多の状態のときに発生します。ミニトマトの生育が良くなりすぎてしまい、実をつけなくなってしまいます。ミニトマトをたくさん付けようとして、一度にたくさんの肥料を入れたときにこの状態になりやすいです。ミニトマト栽培はこまめな追肥が好ましいので、マメな肥培管理を心掛けるようにしましょう。
葉が下にしおれている
プランターに直射日光があたり、土が高温になったときにこの状態になりやすいです。打ち水をしたり、日避けを作ったりと温度が下がるようにしましょう。また、水やりの時間帯が昼どきだと気温の上昇にあわせてプランターが煮えたようになるため、朝方や夕方の涼しい時間帯にしてください。
ミニトマト育て方まとめ(管理編)
- 水やりは土が乾燥するまで我慢
- 肥料は少しずつ与える
- 暑さとジメジメには気をつける
プランターでのミニトマトの育て方:まとめ
ミニトマトの栽培についていかがだったでしょうか?ミニトマトの栽培では水やりと追肥のタイミングが肝です。簡単とはいっても、この二つを上手に出来ていないと、甘くておいしいミニトマトをつくるのはできません。店頭で売られているミニトマトを自家産のトマトと食べ比べてみて、作り方の上手な生産者を探すのも面白いかもしれませんね。
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出典:写真AC