オスミックトマトとはどのようなトマト?
オスミックトマトとは、フルーツのように甘いミニトマトです。株式会社オーガニックソイルが開発した「オスミックソイル」と呼ばれる有機培土を使って栽培されています。鮮やかな赤色の実が宝石のように美しく、自分へのご褒美や大切な人への贈り物にもおすすめです。
特徴
オスミックトマトは、高糖度で酸味が少ないミニトマトです。一般的なトマトは糖度4~6度ですが、オスミックトマトは1粒1粒を糖度計で測り、糖度が8度以上あるものだけが販売されます。糖度別に4種類に分けられ、糖度8度が星3つ、糖度9度が星4つ、糖度10度が星5つ、糖度11度以上はPremiumとパッケージに表示されています。甘さの違いを食べ比べてもおもしろいでしょう。
ボタニ子
オスミックトマトの栽培環境
オスミックトマトは、「オスミック栽培」と呼ばれる3つの栽培環境で作られています。オスミック栽培は、オスミックソイル(高密度微生物有機栽培土)とオスミックハウス(高機能環境制御温室)を活用し、化学肥料を全く使わずに糖度を一定以上保つ方法です。オスミックトマトの甘さを生み出す栽培環境を解説します。
栽培環境①オスミックソイルを使った栽培
オスミックトマトは「オスミックソイル」と呼ばれる土で育てられています。オスミックソイルは、微生物が活発に動き回り、カニ殻やカキ殻など良質な有機物から作られた肥料やミネラルが含まれた培土です。化学肥料は一切使われておらず、有機物が自然の旨みを引き出し、甘く美味しいミニトマトに育てています。
ボタニ子
オスミックソイルは、半年寝かせて作られ、かき混ぜると湯気が出るほど「生きている土」なのだそうです。
栽培環境②オスミックハウスを使った栽培
オスミックトマトは、離れた場所からも生育状態を管理できる「オスミックハウス」の中で育てられています。オスミックハウスは、昼夜の寒暖差が10℃以上の高原の気候を再現している温室ハウスです。さまざまなセンサーで温度や湿度、光合成を促す日射量などを計測し、夏でも30℃以上にならないよう設定されています。オスミックハウスが年間を通して甘くて濃いトマトの生産を可能にしています。
栽培環境③低い位置に実をつける栽培
トマトは、根元に近い実のほうが甘くなる特徴があります。オスミックトマトはこの特徴を活かし「低段密植栽培」という、根元に近く低い位置に多く実をつけさせる栽培法で育てられています。
オスミックトマトの栄養
強い甘みが特徴のオスミックトマトは、糖度だけではなく栄養価も高いトマトです。トマトの代表的な栄養素であるリコピンやアラニン、必須アミノ酸を一般的なトマトよりも多く含んでいます。抗酸化作用が高いリコピンや肌の保湿効果のあるアラニンが多いため、女性におすすめの食材といえます。また体内で十分な量を合成できない必須アミノ酸は、成長期の子供たちの栄養補給に役立ってくれるでしょう。
ボタニ子
真っ赤に熟したトマトには、旨み成分の「グルタミン酸」がたっぷり含まれているよ。
オスミックトマトの食べ方
オスミックトマトは、生のまま手軽に食べられるのが魅力です。みずみずしい香りと濃厚な甘さがデザートように感じられ、トマトが苦手な方も食が進むことでしょう。さらに一工夫加えるとオシャレなメニューにもなります。オスミックトマトの旨みを活かしたおすすめの食べ方をご紹介します。
おすすめの食べ方①カプレーゼ
簡単に作れるカプレーゼは、忙しいときにおすすめの一品です。バジルの緑色とモッツァレラチーズの白色によって、オスミックトマトの鮮やかな赤色がさらに引き立ちます。
材料(2人分)
- オスミックトマト:8~10個
- モッツァレラチーズ:1個
- バジル:8枚
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩こしょう:少々
レシピ
- オスミックトマトを洗って4等分に切る
- モッツァレラチーズを一口サイズにちぎる
- オスミックトマトとモッツァレラチーズをボウルに入れる
- 塩こしょうとオリーブオイルをかけて混ぜる
- 器に盛り、バジルをのせる
食べ方②トマトジュース
トマトジュースは、オスミックトマトの甘みと旨みをより強く感じられる食べ方です。濃すぎた場合は、水で薄めましょう。炭酸やアルコールを加えると、ちょっと贅沢な気分を楽しめます。
材料(1人分)
- オスミックトマト:5個
- 塩:適量
- エキストラバージンオリーブオイル:大さじ1
レシピ
- オスミックトマトを4等分に切る
- ジューサーにかけて皮と種を取り除く
- 搾ったトマト液を小鍋に移し、ひと煮立ちさせる
- 粗熱をとり、塩をふる
- エキストラバージンオリーブオイルを入れる
- 保存ビンに移し、冷蔵庫で冷やしてできあがり
- 好みで炭酸や氷を入れて飲む
食べ方③冷製パスタ
冷製パスタは、夏の暑い日にぴったりの爽やかメニューです。ベーコンやツナなどを加えても美味しく食べられます。オスミックトマトをよく冷やしてから調理するのが、旨みを引き出すポイントです。
材料(2人分)
- オスミックトマト:10個
- 生ハム:5枚
- レモン汁:大さじ1
- パスタ:100g
- 塩こしょう:少々
- オリーブオイル:大さじ4
- バジル:5枚
- パルメザンチーズ:好みの量
レシピ
- 大きな鍋でパスタを茹でる
- オスミックトマトと生ハムを食べやすい大きさに切る
- ボウルにオリーブオイルとレモン汁を入れる
- ボウルに2の材料を入れてあえる
- 塩こしょうを入れ味を調える
- 茹でたパスタを水にさらす
- パスタの水気をきり、ボウルに入れて全ての材料とあえる
- 器に盛り、パルメザンチーズとバジルをのせてできあがり
まとめ
オスミックトマトは、甘みや旨みが濃厚でフルーツに近い味わいが特徴のミニトマトです。真っ赤な実を1粒食べるだけで、口いっぱいに甘い汁が広がります。トマトの独特な酸味が苦手な方にもおすすめです。たっぷり含まれた栄養を手軽に摂れる点もうれしいですね。こだわりのつまった高品質のオスミックトマトを、ぜひ一度食べてみませんか。
ボタニ子
オスミックトマトファーストは、プレミアムを超える糖度12度以上の特別品です。1粒ずつ色や形、大きさが厳選されており、宝石のような輝きを放つ最高クラスのミニトマトといえるでしょう。
一般的に糖度7度以上のトマトを「高糖度トマト」と呼びます。糖度11度以上のオスミックトマトは、スイカや梨と同じくらいの甘さです。