白いトマトを見たことある?特徴や味について詳しくご紹介

白いトマトを見たことある?特徴や味について詳しくご紹介

白いトマトは、日本ではまだまだ見かけることの少ない野菜です。しかし、海外では普通にスーパーに並んでおり、食卓に取り入れられています。この記事では、白いトマトの特徴や味を詳しく解説します。また、種や苗の入手方法とレシピも見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.トマトは赤色だけではない
  2. 2.白いトマトってどんなトマト?
  3. 3.白いトマトの特徴
  4. 4.白いトマトの味
  5. 5.白いトマトの品種
  6. 6.白いトマトの美味しい食べ方
  7. 7.白いトマトの入手方法
  8. 8.白いトマトで食卓をおしゃれに飾ろう

トマトは赤色だけではない

Photo byCouleur

日本ではトマトというと、赤色が一般的です。しかしトマトには赤色だけではなく、黒や黄などさまざまな色があります。日本だけでも100種類を超える品種があり、これだけ多くの種類があれば、ほかの色があっても不思議ではありません。白く珍しいトマトは日本であまり馴染みがありませんが、海外では普通にスーパーに並んでいるポピュラーな食材です。

白いトマトってどんなトマト?

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エアルーム野菜として海外で人気があるトマトは、豊富な品種を誇ります。エアルームトマトの品種の中には、グレイトホワイトやスノーホワイトなどいろいろな白いトマトがあります。フルーツやおやつ感覚で食べられている品種もあり、人気の高さがうかがえるでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

エアルームは、ある家族や地域などが繰り返し栽培してきた伝統野菜のことよ。種の選抜を繰り返しながら、50年以上も受け継がれるの。

日本では、京野菜や加賀野菜がこれにあたるわ。

日本でも作られている

珍しいトマトは海外ほど多くありませんが、白いトマトは日本でも、北海道や長野県などで栽培されています。また、白く珍しいトマトはほかのトマトと同様に家庭で栽培ができるため、個人でも栽培しているケースもあります。

白いトマトと赤いトマトの違い

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赤いトマトと白いトマトの大きな違いは、含まれている色素です。白色のトマトには、赤いトマトの色素であるリコピンではなく、無色のカロテノイド色素が含まれているとされます。カロテノイド色素にはβカロテンもあり、抗酸化作用に一役買っているといわれます。

白いトマトの特徴

特徴①色

珍しいトマトの特徴の一つは色です。白といっても真っ白ではなく、アイボリーやクリームに近い色です。また、うっすらピンク色や緑色をしたものもあります。日の当たり具合で白さが濃くなったり薄くなったりもします。中身の色も皮と同じ色をしている場合が多く、皮も中身もクリーム色に近い色です。

特徴②大きさ

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赤いトマトにも、ミディトマト、ミニトマトなどさまざまな大きさがあるように、白いトマトにもいろいろな大きさのトマトがあります。大きいと1kg近くにまで育つもの、成熟してもミニトマトよりも小さいマイクロサイズまでさまざまです。

特徴③形

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白い珍しいトマトは、基本的に丸い形です。丸いものだけでなく、表面がなめらかなものやデコボコしたもの、先がとがったものといろいろな形があります。ほかの色のトマトと同じで一定の形ではありません。

特徴④栄養素

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白色の珍しいトマトには、ルチンが含まれています。ルチンには毛細血管を強くし、血液の流れをスムーズにする作用があるといわれています。日焼けやストレス、風邪に対する抵抗力を強める効果があるとされるビタミンCなども含んでおり、栄養を豊富に含む点も特徴です。

白いトマトの味

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珍しいトマトは赤いトマトと比べると酸味が少なく甘みが強いものが多く、中身のとろっとしたゼリー状の部分は少ない品種もあります。トマトの酸味やゼリー状の部分が苦手な人でも食べやすいのでおすすめです。

白いトマトの品種

品種①グレイト・ホワイト

グレイトホワイト

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学名 Solanum Iycopersicum
英名 Great White
原産国 アメリカ

白いトマトの中でも、グレイトホワイトは大きく育ちます。スーパーに並んでいる大玉のトマトは平均200gですが、グレイトホワイトは大きいもので900gと4倍以上です。味は酸味が少なくて甘く、フルーティーな香りでクリーミーな舌触りが魅力です。ホワイトトマトの中でも美味しい品種の一つに挙げられます。

品種②ホワイトクイーン

学名 Solanum Iycopersicum
英名 White Queen Tomato
原産国 アメリカ
収穫目安 約85日

ホワイトクイーンと名前が付くだけあり、白いトマトの中でも極めて白色に近いトマトです。約340gまで大きくなり、へたの周りはボコボコしています。果実の中にピンクの筋が入ることもあります。甘くフルーティーな味わいです。

品種③ホワイトトメソル

ホワイトトメソル

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学名 Solanum Iycopersicum
英名 White Tomesol
原産国 アメリカ
収穫目安 約80日

ホワイトトメソルは大玉のトマトで、約230gまで大きくなります。へた周りがボコボコしていて、いびつな形のものも多いです。酸味が少なくマイルドな味を楽しめます。

品種④クリームイエロー

学名 Solanum Iycopersicum
英名 tomato
収穫目安 約75日

クリームイエローは、名前のとおり中身も皮もクリームイエローの色をしているミニトマトです。大きさはミニトマトより少し大きめのピンボールくらいで、約30〜50gの重さがあります。皮が薄く、甘い味わいが魅力です。

品種⑤スノーホワイト

スノーホワイト

参考価格: 538円

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学名 Solanum Iycopersicum
英名 Snow White
原産国 アメリカ
収穫目安 約75日

スノーホワイトは、ニュージャージーのトマトコレクターであるジョー・ブラトカが開発したトマトです。直径1cmくらいで、真っ白というよりはアイボリーに近い色のマイクロミニトマトです。皮が薄く甘いため、サラダに使うのがよいでしょう。スノーホワイトは家庭での栽培が簡単にでき、初心者におすすめです。

品種⑥ホワイトカラント

ホワイトカラント

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学名 Solanum Iycopersicum
英名 Snow White
原産国 アメリカ
収穫目安 約75日

ホワイトカラントも直径が1cmくらいまでしか育たない、小さくてかわいらしいマイクロミニトマトです。小さくても実に甘みが凝縮されています。成長過程で日光の当たる程度によっては黄色が強くなります。

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白いトマトの美味しい食べ方

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