トマト・ミニトマトの増やし方!脇芽で上手く挿し木する方法をご紹介!

トマト・ミニトマトの増やし方!脇芽で上手く挿し木する方法をご紹介!

夏野菜の1つ。真っ赤なトマトとミニトマト。美味しいトマトやミニトマトの苗を、挿し木で増やせるって知ってましたか?簡単にできる苗の挿し木の仕方、増やし方をご紹介します。この増やし方を見て、美味しいトマトをたくさん収穫しましょう。

記事の目次

  1. 1.トマトの種類と特徴
  2. 2.トマトの苗の種類と選び方
  3. 3.トマトの苗を増やすメリット(利点)
  4. 4.トマトの苗の増やし方とは
  5. 5.トマトの挿し穂の作り方
  6. 6.挿し木(挿し芽)での増やし方
  7. 7.トマトの苗の増やし方①(水挿し)
  8. 8.トマトの苗の増やし方②(土挿し)
  9. 9.収穫までの流れ
  10. 10.まとめ

トマトの種類と特徴

フリー写真素材ぱくたそ

トマトの種類

トマトは、大玉トマトと言われる大きなもの、中玉のミディトマト、そしてミニトマトの3種類の大きさに分けられます。

トマトの特徴

よく日が当たる土地を好むトマトは、きゅうりなどの夏野菜と違い、乾燥気味な土地でもよく育ちます。更に、昼と夜の気温差があると、より甘く美味しいトマトができます。なぜこのような過酷とも言える気候を好むのか。それは、南米アンデス山脈の高原地がトマトの原産地であるためです。

トマトの苗の種類と選び方

Photo by Dakiny

トマトの苗には、育ち方が違う2種類の苗があることをご存じですか?「実生苗(みしょうなえ)」と呼ばれる苗が1種類目。そしてもう1種類は「接ぎ木苗」。見た目同じような実生苗と接ぎ木苗ですが、この2つの苗には違いがあります。

実生苗と接ぎ木苗の違い

実生苗とは「種から育てた苗」のことです。また、接ぎ木苗とは「丈夫な品種の根の台木と茎の穂木(ほぎ)を接ぎ木した苗」のことです。

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苗を購入するなら接ぎ木苗の方がよいと聞くけれど、なぜ?といわれるとわからない方は多いのではないでしょうか。接ぎ木苗には大きなメリットがたくさんあります。実生苗との違いや、どのような植物に多く利用されているか詳しくまとめてみました。

実生苗と接ぎ木苗の長所・短所

  良い所 悪い所
実生苗 価格が安い 病気になりやすい
収穫量も少なめ
接ぎ木苗 病気になりにくい
収穫量が多い
価格が高い
※実生苗の約3倍~5倍

苗の選び方

丈夫な苗を増やすためにも、苗選びはとても大切です。以下6つを参考に良い苗を選んでみましょう。

  • 苗の葉が濃い色をしたもの
  • 苗の茎は太く、真っ直ぐなもの
  • 節と節の間隔が狭いもの
  • 苗のポットの底から、根が見えているもの
  • 1番花が咲いている、または蕾が付いているもの
  • 双葉が残っているもの

トマトの苗を増やすメリット(利点)

Photo bywww_slon_pics

では、本題の増やし方ですが、まず、同じトマトの苗を増やしていくと、次のようなメリットがあります。

  • 同じ特徴(甘いなど)を持った苗を、増やすことができる
  • 苗の成長時期がずれることにより、収穫の時期もずらすことができる
苗を増やすことにより、実が大きい・甘いなどの同じ特徴を持った苗を育てることができます。そして8月以降秋までも、トマトの収穫が望めるのです。

トマトの苗の増やし方とは

Photo by yto

では、具体的にどうやってトマトを増やすのでしょうか。皆さん「挿し木」という方法をご存じですか?トマトの場合、この「挿し木」には「脇芽」を使います。この「脇芽」はトマトを育てる時、普通なら摘んで捨ててしまうものです。

脇芽って何?

先ずは、上の写真からご覧下さい。縦に伸びた太い茎。これを主枝(しゅし)と言います。この主枝の横に、ちょこんと芽が出ているのが分りますでしょうか。これが「脇芽」です。通常、トマトを育てる上では、この脇芽がそのまま残ると栄養を吸ってしまうため、主枝に栄養が十分行き渡らなくなってしまいます。そのため、「脇芽」は摘んであげるんですね。

脇芽を摘む

脇芽を摘む。これを「芽かき」と言います。トマトを育てる時、なるべく小さい内に脇芽は取った方がいいです。ですが、この脇芽から苗を育てるとなると話は別です。10cm~15cmくらいの大きさになった脇芽が理想の大きさです。手で摘むことをおすすめしますが、ハサミを使うときには必ず綺麗なものを使うように注意しましょう。(元の枝の切り口にハサミに付いた菌などが付着して病気にならないようにする為です。)

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トマトの挿し穂の作り方

Photo byptra

挿し穂を作る時期

まだ暑過ぎない6月頃。この時期が、挿し木(挿し芽)をするには適しています。この時期は失敗が少なく、上手く根付かせることができます。上手く根付けば、8月頃に真っ赤なトマトの収穫ができるようになります。始めに「挿し穂」を作ってみましょう。(※「挿し穂」とは、挿し木(挿し芽)に使う枝のことをいいます。)

挿し穂の作り方

元となる苗から摘んだ脇芽を使い、挿し穂を作ります。挿し穂を作るため、脇芽の切り口をカットすることから始めましょう。カットの仕方も2通りあります。写真右は切り口を真っ直ぐにした「水平切り」、写真左は切り口を斜めにした「斜め切り」です。初心者の方は水平切りにして根の量を多くし、失敗のリスクを減らしましょう。

切り方 メリット デメリット
斜め切り 根が早く出る 根の量が少ない
水平切り 根の量が多い 根が出るのは遅い

挿し木(挿し芽)での増やし方

挿し木(挿し芽)の方法としては、2通りの仕方があります。一つは、発根をするまで水に挿し、それから土に挿す「水挿し」です。もう1つは、挿し穂を水に挿し、十分に水を吸わせてから土に直接挿す「土挿し」です。

次のページから、増やし方を詳しく説明するよ!

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