メリットが多いトマトジュースダイエット
トマトジュースダイエットはトマトジュースを飲むだけの簡単ダイエット法です。ダイエットをするうえでメリットが多く、運動が苦手な人や無理なくスリムになりたい人から注目を集めています。
メリット①リコピンを効率よく摂取できる
トマトジュースダイエットのメリットは、トマトの赤い成分リコピンを効率よく体に取り入れられることです。トマトのリコピンには強い酸化作用が認められています。このリコピンを効果的に摂ることで、血流がよくなり摂取したエネルギーを効率よく使えます。
生のトマトではダメなの?
リコピンの吸収は、生のトマトよりトマトジュースのほうがよいといわれます。1日で摂取したいリコピンの量は、生のトマトでは2~3個です。毎日、毎食トマトを食べ続けるのは難しそうですが、トマトジュースなら約200mLで同量のリコピンが摂れます。摂取しやすさなら、トマトジュースに軍配が上がるでしょう。
メリット②手軽にできる
トマトジュースダイエットは運動を必要とせず、飲むだけでよいという手軽さがメリットです。思い立ったときにいつでも気軽に始められ、挫折せずに続けられるでしょう。買い置きができるのもうれしいポイントです。
メリット③空腹感を感じにくい
トマトジュースダイエットではトマトジュースだけを飲み続ける、何かの替わりにトマトジュースを飲むということはありません。ダイエットを意識した食事と一緒に、トマトジュースを飲むだけです。トマトジュースは濃度が高く、腹持ちがよいため空腹を感じにくいのもメリットです。通常のダイエットのように空腹を我慢することなく過ごせます。
トマトジュースダイエットのやり方
トマトジュースは、いつ飲むかでダイエットの効果がかわります。また、たくさん飲めばよいというものでもありません。やり方のポイントを押さえて、ダイエットに上手に取り入れましょう。
飲み方は?
トマトジュースダイエットでは、温めたトマトジュースを飲むことをおすすめします。夏野菜であるトマトは冷たい状態で摂ると体を冷やす傾向があり、冷えた体では代謝が落ちてしまうデメリットがあるためです。トマトジュースを温めることで、リコピンの吸収や基礎代謝が高まり、ダイエット効果が期待できます。
トマトジュースの温め方
マグカップや耐熱グラスにトマトジュースを注いで、電子レンジで温めて飲みましょう。温め時間は電子レンジにもよりますが、1分程度を目安にしてください。体温よりも温めて飲むのがポイントです。温かいトマトジュースが苦手という場合は、冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態ではなく、常温にもどしてから飲んでください。
飲む時間は?
トマトジュースダイエットでは、いつ飲むかも重要なポイントです。飲むタイミングは朝昼の食事時でも問題ありませんが、トマトジュースダイエットを成功させるために効果的な時間は夜です。夜、寝る前に温めたトマトジュースを飲んでからベッドにはいりましょう。
なぜ夜がおすすめなの?
寝る前にトマトジュースを飲むと、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。成長ホルモンの分泌は夜に活性化するといわれます。トマトジュースを摂取することで分泌をより活性化し、エネルギー代謝を高めて脂肪を燃焼しやすくするのがおすすめする理由です。トマトジュースを寝る前に飲んで、脂肪がつきにくく痩せやすい体を目指しましょう。
夜に飲めなかったらいつ飲めばいい?
夜にトマトジュースを飲むタイミングを逃したからといって、ダイエット効果が大幅に下がることはありません。朝食や昼食にプラスしましょう。食前に飲めば食べすぎを防げるメリットもあります。1日の適量を守って、飲むタイミングは生活のリズムにあわせて調整してください。
どれくらいの量を飲む?
トマトジュースダイエットで飲むジュースの適量は、目安として1日約200mLといわれています。リコピンはトマトジュース100mLに10mg含まれます。1日に15mgのリコピンを摂ることで効果が表れるため、200mLで十分な量のリコピンが摂取できる計算です。朝晩に分けて飲む場合は、合計が適量になるよう注意しましょう。
選び方は?
トマトジュースダイエットには無塩、無糖、無添加、果汁100%のトマトジュースを選ぶことをおすすめします。塩分のとり過ぎはむくみにつながるため、無塩のトマトジュースを選んでください。また、砂糖入りのトマトジュースではダイエットの効果が期待できません。