グランドカバーに使えるハーブ10選！食用にも使えるおすすめ植物は？

グランドカバーは庭や花壇などの地面を植物で覆う庭造りの方法です。美しい緑の庭造りや嫌な雑草の対策として用いられています。グランドカバーに利用されている植物といえば芝生を思い浮かべますが、ハーブもおすすめの植物。芝生のように庭を緑化し雑草対策にもなるだけでなく、食用利用や虫除けなどハーブならではのメリットがあります。

つぎのようなハーブが適しています。

• ほふく性…ツルや茎が地表を這い広がって成長する。
• 多年草…冬でも枯れず毎年新芽をだす。（または、冬に枯れても根が生きて翌年芽をだす）
• 常緑…冬季も緑の葉を茂らせる。
• 耐寒・耐暑性…気温の変化に耐性がある。
• 耐陰性…日光の少ない場所でも育つ。

グリーンとチョコといった葉色がミックスして生えるアジュガは、耐寒性が強い植物で日陰でも丈夫に育ちます。開花は4月～5月でいっせいに咲きそろうため見ごたえがあります。

爽やかな強い香りを放つセージは、葉の数が多くこんもりと育って地面を覆います。白くふんわりとした葉はカラーリーフとして人気があり、ガーデニングのアクセントになります。

ローズマリーは「ほふく性」または「半ほふく性」の株がおすすすめです。高低差のある場所に植えるとカーテンのように枝垂れて育ちます。

葉を密集して茂らせ、枝分かれも多いオレガノは庭の広い面をカバーしてくれます。6月～8月にかけての開花時期は手まりのような球状の花を咲かせ庭に華やかさを添えます。

草丈が低く足の邪魔にならない植物で、踏みつけによって横に成長していく特性をもちます。歩行者が多い駐車場などに適しています。