クラピアの管理方法!冬越しなど年間を通して失敗しないためのコツは?

クラピアの管理方法!冬越しなど年間を通して失敗しないためのコツは?

芝生に代わる庭のグランドカバーとして注目されるクラピアをご存じですか?グランドカバーに適した性質を備え、面倒な管理が少なく育て方が簡単なため、クラピアを選ぶ方が増えています。そんなクラピアの育て方や管理方法、気になる冬越しや失敗しないためのコツを紹介します。

記事の目次

  1. 1.クラピアとは
  2. 2.クラピアの特徴
  3. 3.クラピアの育て方
  4. 4.クラピアの植え付け後の管理
  5. 5.クラピアの増やし方
  6. 6.クラピアの失敗しないためのコツ
  7. 7.まとめ

クラピアとは

クラピアは、日本原産のイワダレソウを品種改良したグランドカバーです。地面を美しく覆いながら雨による土の流出を防ぎ、夏の地温の上昇を抑え、さらに雑草対策にもなるなどのメリットがあります。グランドカバーには主に芝生などが使われますが、クラピアは育て方が簡単で草取りや刈り込みなどの管理が少ないため、芝生に代わる存在として注目を集めているのです。

クラピアの特徴

特徴①成長が早い

クラピアの特徴のひとつが、群を抜いた成長のスピードです。その速さは芝生の10倍にもなるといわれ、広範囲でもあっという間に埋め尽くします。早く広がることで雑草の成長を抑える効果もあるため、公園や河川敷、空港や工場の敷地などの大規模な緑化にも使われています。

特徴②匍匐性

クラピアは、上に伸びずに低く横へと地面を這うように広がるのが特徴です。適切な管理をすれば葉がぎっしりと地面を覆い、雑草の種の侵入と発芽を防ぎます。背が高くならないため、面倒な刈り込み作業も1年に1~2回ほどでよいことが大きなメリットです。

特徴③踏まれても大丈夫

かわいい見た目に反してとても丈夫で、人に踏まれても全く問題ありません。むしろ、踏まれることによって葉が細かく密度が高くなり、さらに美しく育ちます。クラピアには毒性もないため、子どもやペットが元気に遊ぶ庭などにも最適です。

特徴④かわいい花が咲く

5~10月に、直径1cmほどの丸い花を咲かせます。K5という品種は薄ピンクで花の高さは6cmほどです。K7は白い花を咲かせ高さが3cmほどで、K5より花数が少ないのが特徴です。また、種を付けないように改良されているため、気づかないうちに種が飛んで思わぬところから生えてくることもありません。

種類によるメリットデメリット

K5は花期が華やかですが、クラピアの花にはミツバチが集まります。ミツバチの攻撃性は低いといわれるものの、花数が多いほど注意が必要です。K7はK5より控えめですがミツバチの数が少なく、花がらが目立ちにくいというメリットもあります。それぞれに魅力があるため、好みの種類を選んでくださいね。

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クラピアの育て方

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