バンダの育て方!冬場の温度管理など花を咲かせるためのコツを解説!

バンダの育て方!冬場の温度管理など花を咲かせるためのコツを解説!

バンダという植物の育て方を知っていますか?今回は独特な性質をもつバンダの育て方を紹介します。寒さに弱いバンダですが、上手に冬越しをすることで美しい花を長く楽しむことができます。コツさえ掴めば初心者の方でも簡単に育てることができますよ。

記事の目次

  1. 1.バンダとは
  2. 2.バンダの育て方
  3. 3.冬場の温度管理
  4. 4.まとめ

バンダの育て方

Photo by sunoochi

バンダはほかの樹木などに根を伸ばして、縦方向に生長していく植物です。生長していくと最大で60cmほどになることもあり、その姿はなかなか見応えがあります。バンダは寒さに弱いので、家庭で楽しむ場合は移動しやすいプランターや吊り鉢に入れて栽培するのがおすすめですよ。

バンダの育て方①置き場所はどこがいい?

バンダは高温・高湿度の環境を好みますが、直射日光は苦手です。戸外に置いておくなら、明るい日陰を置き場所に選ぶのがいいでしょう。室内なら、明るい窓際が置き場所に適しています。窓からの日差しが強いと感じるときは、カーテンを閉めて加減してください。

直射日光に当たるとどうなる?

直射日光を浴びてしまうと葉が焼けてしまったり、根が乾燥して枯れる原因になってしまいます。逆に真っ暗すぎる日陰では日照不足となり、花が咲かなくなってしまいますので、調節が必要です。

ベランダもおすすめ

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バンダの置き場所として、ベランダも最適といえます。吊り鉢を物干し竿などに吊るせば、ハンキング栽培を楽しむことができるし、雨が当たるような場所なら、水やりを楽にすることもできます。特に梅雨時期はバンダにとっては恵みの雨となるので、多少の野ざらしにも耐えられますよ。

バンダの育て方②土

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植物を育てる上では欠かせない用土ですが、バンダは土を必要としない独特な性質をもっています。根が空気に触れることを好む植物で、むき出しの状態のまま植木鉢などに入れておきます。吊り鉢にいれて吊るしておくと、生長とともに垂れ下がる根の姿も楽しむことができますよ。

土に入れるとどうなる?

バンダを土に埋めてしまうと、根腐れを起こして最終的には枯れてしまいます。土の中に埋めてしまうと、根が呼吸できなくなってしまうからです。少し不思議な気もしますが、むき出しの環境が大好きなんですよ。

バンダの育て方③肥料

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液体の肥料を薄めたものを施します。肥料の施し方は時期によって違いがあるので注意が必要です。5~9月は1週間に1回、10~4月は月に2回を目安に施してあげてください。ホームセンターなどで手に入るラン用の肥料を使うのも便利でおすすめですよ。

バンダの育て方④水やり

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バンダは水が大好きです。乾燥しないように、たっぷりの水をあげてください。夏場は朝と夕方の2回、それ以外の時期は1日1回、朝に必ず水やりをしましょう。特に乾燥しやすい冬場は、葉水も効果的ですよ。日々の水やりとあわせて行ってください。

水やりには注意が必要

バンダは水が大好きですが、根を水につけたままにしておくのはよくありません。根が呼吸できなくなってしまい、根腐れを起こす原因になってしまいます。水やりの方法として、バケツにいれておく方法もありますが5分程度で取り出してあげましょう。

バンダの育て方⑤病気と害虫

Photo by june29

バンダは病気や害虫被害にも強いですが、ごくたまにハダニなどの小さな虫がつくことがあります。放っておくと病気や枯れる原因になってしまうので、見つけたらすぐ対処してください。水が原因の軟腐病になることもあるので、葉の隙間に水がたまっていないかチェックも重要です。

軟腐病

細菌が原因で腐って溶けてしまい悪臭を放つ病気で、「なんぷびょう」と読みます。高温多湿の環境で、葉の間に水が溜まっていると発症することがあるので、定期的なチェックが必要です。腐った部分は広がらないように取り除き、薬剤を使って広がらないように対策しましょう。

ハダニ

ハダニは、主に葉の裏側に住み着き、栄養を吸い取ってしまう小さな害虫です。植物が枯れる原因にもなるので、見つけたら水を吹きかけて流してしまいましょう。薬剤をまくのも効果的ですよ。

バンダの育て方⑥植え替え

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バンダを植え替えるタイミングは、根がからまっていたり、プランターや吊り鉢が根で窮屈になってきた頃を目安にします。一回り大きめの鉢を用意し、5~8月の暖かい時期に行うのがいいでしょう。このときに、傷んだ葉や根をハサミやナイフで切り落としてあげると、美しい状態に仕立て直すことができますよ。

ボタニ子

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次では、冬場の温度管理について紹介します。

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冬場の温度管理

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