じゃがいもの毒性を徹底解説!食中毒予防のために大切な4つのことは?

じゃがいもの毒性を徹底解説!食中毒予防のために大切な4つのことは?

じゃがいもの毒性を甘く見ていませんか?下痢や吐き気も起こしてしまうじゃがいもの毒性を徹底調査しました。毒性のあるじゃがいもの見分け方や食中毒を防ぐために必要な毒抜き対策をご紹介します。小さいお子さんがいる方は特に必見です!

記事の目次

  1. 1.じゃがいもの毒性とは?
  2. 2.じゃがいもによる食中毒
  3. 3.じゃがいもの危険度判別法
  4. 4.じゃがいも食中毒を回避する方法
  5. 5.じゃがいもを選ぶ際のポイント
  6. 6.じゃがいもの保存方法
  7. 7.まとめ

じゃがいもの危険度判別法

発芽したじゃがいも

出典:写真AC

時間が経ち発芽してしまったじゃがいもは、繁殖する際に大切な芽を守ろうとするためにたくさんの天然毒素をもちます。なんと、通常の2~5倍ほどが芽にあり、芽の周辺もたくさん溜め込んでいるため危険です。じゃがいもの購入後はできるだけ早く使い切りましょう。

緑色のじゃがいも

出典:写真AC

実は、じゃがいもは光合成を行う際、皮に天然毒素を溜める性質あります。緑化した皮にはなんと、200gに対し200mg以上もの天然毒素が含まれてしまうのです。じゃがいもを購入した当初は緑色ではなくても、日に当たったり、蛍光灯などの光を浴びるとじゃがいもは緑化します。

中身に斑点のあるじゃがいも

出典:写真AC

じゃがいもの中身に斑点がある場合、天然毒素が多いわけではありませんが、じゃがいもが病気にかかっていた可能性があります。じゃがいもの中身に斑点があった場合はその部分をカットしたりくり抜いたりして取り除きましょう。病気があっても、取り除けば問題なく食べられるので安心してください。

紫や赤いじゃがいもは問題なし

出典:写真AC

じゃがいもを包丁で切った際に中身が紫や赤に色付いていることがあります。これはじゃがいもに含まれるポリフェノール一つであるアントシアニンの色なので毒素には関係なく、食べても問題ありません。芽の出るへこんだ部分が赤いじゃがいもの種類もありますが、こちらも問題なく食べられます。

小さいじゃがいも

出典:写真AC

じゃがいもの見た目に変化がなくても、きちんと成熟せずに育った小さなじゃがいもは毒素が濃く含まれています。特に家庭菜園や学校菜園などでは、しっかりと肥料が与えられておらず未熟に育ってしまったり、栽培中に土をしっかり被せられておらず日光を浴びてしまったり、毒性を高めてしまう場合が高いです。

ボタニ子

ボタニ子

スーパーなどでは、天然毒素を多く含んでいるものは避けて販売されています。

傷ついたじゃがいも

傷ついた部分を修復しようとして天然毒素が集中してしまうため、傷や割れている部分にも天然毒素がたくさんあります。家庭菜園などで収穫する際や、保管中は傷がついてしまわないように注意しましょう。もしも傷がついてしまった場合は傷の部分を取り除きます。

ボタ爺

ボタ爺

次のページでは、食中毒の回避方法を具体的に解説するぞ。

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じゃがいも食中毒を回避する方法

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