北海こがね(じゃがいも)とは
北海こがねは、加熱してもあまり変色しないため、フライドポテトやポテトチップスなどに使用されているじゃがいもです。また、煮崩れしにくい性質をもち、加工食品だけでなく一般的な料理にも向いてます。そんな北海こがねの味や特徴、旬の時期やおすすめの食べ方などをご紹介します。
北海こがねの基本情報
登録番号 | ばれいしょ農林25号 |
旬の時期 | 7月〜10月 |
別名 | 北海黄金、黄金メーク |
登録年 | 1981年 |
産地 | 北海道 |
用途 | 加工食品用 |
北海こがね(じゃがいも)の特徴
北海こがねは「北海道」が生産地の「黄金」色の果肉をしているのが特徴のじゃがいもです。そんな北海こがねの見た目や味の特徴をご紹介します。
見た目
見た目はメークインによく似ています。長い楕円形をしており、皮は薄い黄褐色で芽の窪みが浅くすっきりとしているのが特徴です。そのため皮を剥きやすく、料理しやすいため人気があります。果肉は黄金色で、「北海黄金(ホッカイコガネ)」という名前の由来にもなっています。
味
他のじゃがいもに比べて甘みは少ないですが、フライドポテトにして塩をかけたり、ポテトチップスにしてさまざまな味を付けたりするのにぴったりです。食感はやや粘着質があり、しっとりとした舌触りがします。
北海こがねのおすすめの食べ方
北海こがねはさまざまな料理によく合います。北海こがねの食感や色の美しさを活かしたおすすめの食べ方をご紹介します。
おすすめの食べ方①じゃがバター
旬の時期の7月〜10月におすすめなのがじゃがバターです。旬の時期は皮まで食べられるため、きれいに洗ってから蒸し器に入れ、中まで柔らかくなったらバターを付けて完成です。ねっとりとした食感にバターがよく絡み、とてもおいしいじゃがバターに仕上がります。
おすすめの食べ方②ポテトサラダ
北海こがねを皮ごと茹でて、竹串がスッと刺さる程度まで柔らかくなったらざるにあげ、皮を剥いてマッシュします。お好みでハムやゆで卵、きゅうりや玉ねぎを加えてマヨネーズで和えれば完成です。加熱してもあまり変色しないため、きれいな色のポテトサラダができますよ。
まとめ
北海こがねの味や特徴、旬の時期やおすすめの食べ方をご紹介しました。主に加工食品用として使用されていますが、近年は作付け面積も増え生鮮食品としても販売されています。煮崩れもしにくく、加熱してもきれいな色を保てるため料理にも最適です。そんな魅力的な北海こがねを、ぜひ料理に利用してみてくださいね。