サマーエンジェルとは?すもも品種としての特徴や保存の仕方・食べ方まで!

サマーエンジェルとは?すもも品種としての特徴や保存の仕方・食べ方まで!

サマーエンジェルは、濃い紅色の皮と高い糖度が特徴のすももです。山梨県によって独自に開発された由来をもちます。サマーエンジェルとは?すもも品種としての特徴や収穫時期、食べごろや失敗しない切り方、保存の仕方や上手な食べ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.サマーエンジェルとは?
  2. 2.サマーエンジェルの特徴
  3. 3.サマーエンジェルの食べ方
  4. 4.サマーエンジェルの保存方法
  5. 5.すももの人気品種
  6. 6.まとめ

サマーエンジェルの保存方法

サマーエンジェルは、乾燥しないように新聞紙に包んでから袋に入れておきましょう。夏の暑い時期は、なるべく冷蔵庫の野菜室や暗く涼しい場所で保管するほうが長持ちします。まだ青く未熟な実を採ったときは、1~3日ほど室温に置いておくと少しずつ赤みを帯びてきます。よい香りがしてきたら食べごろです。

すももの人気品種

Photo byskeeze

すももはバラ科サクラ属の果物で、夏のフルーツとして人気があります。もも(桃)よりも酸っぱいことから「すもも」と名付けられました。品種は中国原産の日本すもも(プラム)と、ヨーロッパやアメリカ原産の西洋すもも(プルーン)の2つに大きく分けられます。このうち、日本すももの人気品種をご紹介します。食べ比べをしてみると違いが分かっておもしろいですよ。

ボタニ子

ボタニ子

日本すもも類を「プラム」、西洋すもも類を「プルーン」と呼びます。

ボタ爺

ボタ爺

ドライフルーツやペースト状になったものも「プルーン」と呼ばれておるな。

大石早生(おおいしわせ)

品名に「早生」と付くように5月中旬から成熟する早生品種です。日本で一番生産量が多く、「すもも」といえばこの大石早生を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?柔らかく小ぶりな果実と、ほどよく甘い果汁が人気です。食卓に上るころに赤く熟すように果実の先がまだ青い状態で収穫します。

貴陽(きよう)

200g以上の大玉品種で、中には300gを越え「世界で最も重いスモモ」としてギネスに認定されたこともあります。酸味が少なく糖度が高いことが魅力です。日持ちするため贈答用にされる方も多いそうです。旬は7月下旬、皮の表面にヒビ模様が入った時が食べごろと覚えましょう。

太陽(たいよう)

8月上旬~中旬に食べごろを迎える晩生品種です。夏の太陽をしっかり浴びて完熟すると、巨峰のような濃い紫色の皮になります。これに対し果肉が乳白色をしているため、切った時のコントラストがとてもきれいに見えます。

まとめ

サマーエンジェルは、山梨県が力を注いで独自に開発したすももです。輝くような紅色の皮と豊富な果汁の甘みが魅力です。皮ごと食べることで甘みと酸味が絡み合い、みずみずしい果実のおいしさを堪能することができます。栄養も豊富なため、夏の暑さに疲れた体を癒してくれるでしょう。

sacchi
ライター

sacchi

子育てと介護に励む主婦ライターです。信州の豊かな自然の中で、たくさんの植物に囲まれて育ちました。娘のアトピー改善のために、薬膳料理に奮闘中です。

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