ガーデンシクラメンの増やし方(種まき)
ガーデンシクラメンの増やし方についてご紹介します。発芽率は高くないですが、ぜひ挑戦して増やしてみてください。
種まき
ガーデンシクラメンの種が採れました。 pic.twitter.com/EItm4atkNB
— じこっぴ (@ne_mu_i7) May 31, 2019
終えた花を放置したままにすると、徐々に実ができます。外側の皮が剥がれてきたら果実を摘み取り、種を取り出しましょう。放置しすぎてしまうと、弾けてしまいますので注意します。採取した種は水洗いして、すぐにまいてください。
種をまく際、土は種が隠れる程度(5mmほど)薄く被せます。その上に新聞紙やダンボールを被せて気温を15~20℃に保ちながら30~50日置き、本葉が数枚生えたら育苗ポットに植え替えて、風通しの良い場所で栽培してください。種をまく時期は、9月下旬~11月下旬が最適です。
株分け
植物の親株から子株を分けて移植する宿根草に向いてる増やし方なので、球根植物であるガーデンシクラメンを株分けで増やすことは難しいです。種を採取して増やしてみましょう。
ガーデンシクラメンの手入れ方法
花が枯れたりしおれる原因を知ることで、日頃の手入れから行い予防し、早急に対処できます。長期間枯らさず栽培し、たくさんのきれいなガーデンシクラメンの花を咲かせましょう。
枯れる・しおれる原因
- 枯れた花や葉を放置している
- 水のやりすぎ
- 液体肥料の与えすぎ
- 霜にあたっている
- 病気・害虫被害
枯れそうなときの再生方法
上記の原因に対しての対処や予防についてまとめました。
枯れた花や葉を放置
枯れた花を放っておくと腐ったり蒸れてしまい、病気や害虫の発生源となります。花や葉が枯れてきたら、すぐに切り取ってください。切り取り方は、球根部分を押さえて花の茎の下の方をつまみ、ねじるようにして取り除いてください。
水の与えすぎ
水を与えすぎると加湿状態になり、根腐れを起こし枯れる原因となります。基本は土が乾いたタイミングで与え、球根や花、葉に水がかぶらないように与えましょう。
液体肥料の与えすぎ
肥料は与えすぎると枯れる原因になります。開花したら1週間~10日に1回の頻度で与えましょう。
霜にあたる
霜にあたると花や葉が傷んで枯れてしまう場合があります。鉢植えや寄せ植えにしている場合は、軒下へ移動させておきましょう。花壇(庭植え)の場合は、株元にマルチをすることで霜を防ぐことが可能です。花や葉にまでマルチしてしまうと、日当たりや風通しが悪くなるので注意してください。
病気・害虫被害
梅雨前後の時期に、灰色カビ病(花に灰色の点がついてしまう病気)や、萎凋病(草や茎が黄色へと変色して枯れる病気)などの病気になることがあるので、直射日光に当たらず風通しの良い場所へ移動させておきます。また害虫は前もって薬剤を撒いて予防しましょう。
まとめ
ガーデンシクラメンの育て方や増やし方、手入れ方法などご紹介しました。冬から春にかけて花を咲かせるので、冬の花壇などの彩にぴったりの花です。栽培も難しくはありませんので、ぜひガーデンシクラメンの栽培に挑戦してみてください。