アジュガの育て方!冬場の管理のコツや上手な増やし方を詳しく解説!

アジュガの育て方!冬場の管理のコツや上手な増やし方を詳しく解説!

園芸店やガーデンなどで見かけることの多いアジュガ。花や葉は美しく、育て方も簡単で、グランドカバープランツとしても優秀という三拍子揃った植物です。ここではアジュガの基本情報や育て方、冬場の管理のコツや上手な増やし方を詳しく解説していきます。

記事の目次

  1. 1.アジュガとは
  2. 2.アジュガの育て方
  3. 3.冬場の管理
  4. 4.アジュガの増やし方
  5. 5.まとめ

アジュガの育て方

育て方①用土

アジュガは強健であまり土質を選びませんが、できれば腐植質に富んだ保水性のある土がよいでしょう。腐葉土を混ぜて植えこむのが、土壌そのものを改良する意味でもおすすめです。

育て方②植え付け場所

グランドカバーとして優秀なアジュガ

出典:筆者撮影

丈夫なアジュガは、ほぼ場所を選ばず植えることができます。しいていえば、夏場に西日のよく当たる所に植えると葉が乾燥しがちになるので、そういった場合は樹木で木陰を作ってあげるとよいでしょう。

鉢植えの置き場所

寄せ植えなど、鉢植えで育てる場合は戸外の日当たりから半日陰が最適です。地植え同様、強い西日のあたる所は避けましょう。

育て方③植え付け時期

アジュガ ダークマホガニー

出典:筆者撮影

常緑性のアジュガの植え付けは、春か秋に行いましょう。成長期に行うことで、植え付けによるダメージからの早い回復が期待できます。また、気候の穏やかな成長期のうちにしっかり根を張らせておくことで、夏や冬の気候が厳しい時期を乗りきることができるのです。

鉢植えの植え替え時期

鉢植えのアジュガも、地植えと同じく植え替えは春か秋が適期です。本格的な植え替え以外に、株が増えてきて夏場の蒸れが心配な時は、随時間引きなどをして管理しましょう。

育て方④肥料の種類

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アジュガは生命力が強いため、肥料を与えなくても育ち、花が咲きます。しかし、速いスピードで株を増やしたい場合などは即効性の液体肥料を与えましょう。チッ素、リン酸、カリの各成分がバランスよく含まれた、草花全般用の肥料が適しています。しかし、与えすぎると葉ばかりが繁り、花が少なくなるので、規定の量を守りましょう。

ボタ爺

ボタ爺

肥料を与えなくても育つ植物なので、与えるときは規定より薄めなくらいでも大丈夫じゃ。

育て方⑤施肥の時期

Photo byJillWellington

成長期の春に与えます。夏や冬は気候が酷で、生育を停止しているため肥料は与えません。

育て方⑥水やり

地植えの場合は基本的に水やりはいりません。ただし植え付け直後、根がしっかり張るまでの間や、夏にカラカラに乾いてしおれ気味のときは早朝か夕方に水やりをしましょう。夏の日中、暑い時間に水やりをすると、与えた水がお湯のようになり株にとっては負担になってしまいます。

冬場の管理

Photo byCouleur

アジュガは寒さに強く、0℃程度あれば地植え・鉢植えともに冬越しが可能です。しっかり根が張っていて、その環境になじんでいるようなら多少の霜や雪にも負けず、春に元気な新葉を見せてくれますよ。ただし、丈夫とはいえ冬場の株分けや植え替えは避けた方がよいでしょう。

次ページからはアシュガの増やし方について紹介します。

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アジュガの増やし方

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