たんぽぽコーヒーとは？その成分や効能をご紹介！美味しい作り方は？

たんぽぽコーヒーは乾燥たんぽぽと熱湯さえ用意できればすぐに楽しめます。市販の乾燥たんぽぽを使用しても構いませんが、たんぽぽが手に入るなら手作りもおすすめです。

• たんぽぽの根：5～6本

1. たんぽぽを掘り、根の部分を切り取りきれいに洗う
2. 2～3日天日干しにする
3. 細かく切ってミキサーやフードプロセッサーで粉砕する
4. フライパンに移し、中火でコーヒー色になるまで乾煎りする
5. 清潔な瓶などの容器で保管する

• たんぽぽの根：採れた分だけ

1. たんぽぽの根をよく洗い、ペーパータオルなどで水気を拭き取る
2. 万能バサミやカッターで、できる限り細かくカットする
3. 耐熱皿にのせ、乾燥するまで電子レンジで加熱する
4. 3を取り出しアルミホイルで覆い、オーブントースターで焦げない程度に焼く
5. ミキサーで粉砕するかそのままの状態で、清潔な容器で保管する

• 乾燥たんぽぽ（粉砕したもの）：小さじ2
• 熱湯：250cc
• 砂糖や牛乳：適量

1. コーヒードリッパーにフィルターをセットし、乾燥たんぽぽを入れる
2. コーヒーカップの上に1をセットし、熱湯を回しながら注ぐ
3. お好みで砂糖や牛乳を入れる

• 乾燥たんぽぽ：大さじ1
• 水：500mL
• 砂糖や牛乳：適量

1. 小鍋に乾燥たんぽぽと水を入れフタをする
2. 中火で煮立たせ、弱火で20～30分煮出す
3. 5～10分ほど蒸らし、ザルやフィルターなどで濾す
4. カップに注ぎ、お好みで砂糖や牛乳を加える

たんぽぽコーヒーは何も入れずそのままでも飲めますが、飲みにくく感じる場合は熱湯を牛乳に変えると飲みやすくなりますよ。牛乳を使用することで味がまろやかになり、カルシウムもプラスされるため、妊婦や子供にもおすすめのアレンジです。

• 乾燥たんぽぽ：ティーバッグ1つ分（2.5～3.5g）
• 牛乳：200cc
• 砂糖（グラニュー糖や黒糖）：適量
• お好みのスパイス（シナモンやバニラエッセンスなど）：適量

1. 牛乳をマグカップに入れ、電子レンジで温める
2. 温めた牛乳に、砂糖とお好みのスパイスを入れよく混ぜる
3. 乾燥たんぽぽを入れ、エキスが出るまで数分待つ

妊婦や妊活中の人、小さな子供のおやつにおすすめなのがたんぽぽコーヒーゼリーです。ノンカフェインで安心なうえに、牛乳や豆乳をたっぷりかけることで、満腹感やたくさんの栄養が得られます。

• たんぽぽコーヒー：250cc
• 粉ゼラチン：5g
• 牛乳または豆乳：適量
• 砂糖：適量

1. たんぽぽコーヒーを約80℃に温める
2. 粉ゼラチンを加えよく混ぜる
3. 粗熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める
4. 器やコップに好きな分だけ3を入れ、牛乳や豆乳をたっぷり注ぐ

たんぽぽコーヒーには特に副作用はありません。ノンカフェインで体に優しく、妊婦や妊活中の人でも安心して飲める飲み物です。ただし過剰に摂取するとおなかが緩くなる場合があるため、飲みすぎには注意しましょう。

たんぽぽコーヒーは基本的には体に優しい飲み物ですが、次の2点に気をつけましょう。

たんぽぽコーヒーが持つ利尿作用は、体内のナトリウムを水分と一緒に排出し、血圧を下げる効能があります。高血圧予防にはぴったりですが、低血圧や強い貧血の人は注意しましょう。過剰な摂取は控え、適量飲んでいればさほど心配はありませが、妊婦や妊活中の人は特に気をつけてください。

たんぽぽはキク科の植物です。ブタクサやゴボウなどのキク科の植物にアレルギーを持っている人は注意しましょう。どうしても飲みたい場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。

たんぽぽコーヒーは子どもから大人まで楽しめる、ノンカフェインの飲み物です。たんぽぽの根に含まれる栄養成分はたくさんの効能を持ち、特に妊活中の人や妊婦におすすめです。家や職場でカフェインを含むお茶やコーヒーを飲む機会が多い人は、ぜひこれを機に健康のためにもたんぽぽコーヒーを試してみてくださいね。