ニューラージパールグラスの増やし方
増やし方①枝分かれ
ニューラージパールは繁殖能力が高いので、基本管理をしっかりしていれば自然と増えていきます。枝分かれで増やしたい場合は、水草育成用液体肥料やCO2はかかせません。
増やし方②さし戻し
ニューラージパールグラスを茎から切り取り、別の場所にさすことで増やせます。このときにしっかりさしておかないと、浮いてくることがあるので、丁寧にさしましょう。
ニューラージパールグラスが育たないときの対処法
ニューラージパールグラスは、成長するスピードがはやいことが特徴ですが、1度調子を崩すとなかなかもとに戻りません。植え付けたときからだんだん元気がなくなっていくということは珍しくないので、育たないときの原因や対処法を確認しましょう。
光量・CO2不足
育たないときの原因の多くは光量・CO2不足によるものです。横にひろがっていく植物なので、すべての葉に光をあてることは難しいですが、照明を強めに当てることで光量不足は改善されて、十分きれいな葉に育ちます。また、CO2が不足すると光合成が満足にできません。水槽内の環境を再確認しましょう。
底床
葉の下の方から枯れている場合は、底床に汚れがたまっている可能性があります。汚れがたまると栄養が葉にまわらなくなったり茎が細くなったりして、葉が落ちる原因となるので、水槽の水を変えるときに底床をよく観察して、定期的に掃除しましょう。
苔
糸状の苔
糸状の苔は、購入したときに一緒についてきたことが原因です。環境を整えることで改善することは難しいので、苔を食べるヤマトヌマエビやミナミヌマエビに頼りましょう。苔を食べてくれる生物は、ネットで購入できます。
ドロドロしている苔
ドロドロしている苔がつく原因は、底床が汚れて水槽内の環境が悪くなることです。底床をしっかり掃除することで、ドロドロした苔を防げます。苔を放置すると繁殖して葉が枯れてしまうので、定期的にトリミングしましょう。
まとめ
ニューラージパールグラスは人気が高く、水草レイアウトにはかかせない植物です。購入価格はそこまで高くなく、生態の特徴を把握すれば植え方や育て方は難しくないのでおすすめです。水槽の中をあざやかに彩ってくれるニューラージパールグラスを、ぜひ一度栽培して鑑賞してみてはいかがでしょうか。