金魚の水槽におすすめの水草・浮き草9選！金魚が隠れたり食べれたりできる？

マツモは、水草の代表的品種です。生育旺盛で環境を選ばずに簡単に栽培でき初心者にもおすすめです。葉がやわらかく金魚も好んで食べることから、水槽のレイアウトによく使われます。細い茎に線状の葉がよく茂り、鮮やかな緑色もマツモの魅力のひとつです。金魚が食べるときに、茎ごと抜いてしまうことがあるため、水草固定材（おもり）でしっかりと固定が必要です。

カボンバも、水草の代表品種のひとつです。葉が松のように放射状にひらき、レイアウトにしばしば植えられます。やわらかく金魚もよく食べるためおすすめです。カボンバは光を好む性質を持ち、日照不足は葉が抜けるなどの弊害の原因になります。日当たりのよい場所で管理する、LEDライトを使うなどして、積極的に光に当てるようにしましょう。

アナカリスは、日本国内の多くの川に分布している水草です。比較的安価で手に入りやすく、栽培も容易で初心者にもおすすめです。非常に生育旺盛で大きいものは、長さ1mを超えます。伸びた茎により水槽内が日照不足になると、葉の色が薄くなるなどの弊害がでます。アナカリスを植え付けたらこまめな剪定が必要です。

ウィローモスは、水生苔の通称です。世界には数種類のウィローモスがあり、濃い緑色の細い葉が密になって成長します。水中の微生物のエサにもなり、水質改善が期待できます。葉や茎がやわらかいため、金魚もよく食べ流木などに活着させてレイアウトすることで、初心者でもオリジナルの景観をつくりだせおすすめです。

アヌビアス・ナナは、サトイモ科の水草です。直径約15cmのやや大きめの葉は硬く、金魚が食べるのはやや困難です。しかし大きな葉はよい隠れ場所になります。CO2の添加が不要で、比較的栽培も容易なことから屋外飼育や初心者におすすめです。アヌビアス・ナナを流木などに活着させれば、オリジナルのレイアウトができます。

ミクロソリウムは、縦に長い葉が特徴の水草です。葉がやや硬いため金魚が食べることはほとんどありません。ミクロソリウムは葉の質感をよく感じられ、マツモやカボンバとは一味違った魅力を発揮します。耐陰性に比較的優れており、日当たりの悪い環境でもよく育ちます。

バリスネリア・ナナは、極めて細い葉が特徴の水草です。比較的安価なこと丈夫で育てやすく、また生育が穏やかでこまめなトリミングの必要がないことから初心者にも適しています。細く鮮やかな緑色の葉が水槽内でゆらめく光景が美しいです。しかし地下茎で次々に増えていくため好みの量になるように地下茎を切りましょう。