ニューラージパールグラスの植え方
ニューラージパールグラスはネットや店頭で、約1,000円~1,500円で購入できるものが多くあります。専用のパックやポットにはいって販売されているので、新鮮な状態から植え付けられますが、ニューラージパールグラスの植え方はどのようにするのでしょうか。栽培に必要なものや注意点も一緒にみていきましょう。
必要なもの
道具
- 水槽
- ろ過機
- 蛍光灯
- 水草育成用液体肥料
- CO2
- ハサミ
- ピンセット
水草を栽培するには、環境を整えることが重要ですが、まずは植え付けや育てるときに必要なものを準備しておきましょう。ニューラージパールグラスの育て方は難しくありませんが、繊細な水草なのでできる限り先に必要なものをそろえておきます。
植え方①小さくわける
いれ物から取りだしたとき、根が寒天にびっしりついている状態です。根を傷つけないように、寒天から根をはがしニューラージパールグラスを小さくわけますが、寒天は水につけると溶けるので簡単に取り除けます。
植え方②ソイルに植え付ける
ニューラージパールグラスは砂利でも育ちますが、ソイルを使用するとより元気な葉に成長するので、ソイルに植え付けましょう。ピンセットを使って、約5cmの間隔があくような植え方をすることがポイントです。少しななめになるように植えていくと、栽培途中に抜けることを防げます。
注意点
ニューラージパールグラスは植え付けからなじむまでは、水槽内の環境をしっかり整えてあげてあげないとストレスがたまります。ストレスによってエネルギーを使うことで葉が傷み枯れてしまうのです。植え込むときに、枯れた葉や傷んでいる根をトリミングすることで、環境に順応できます。よく観察してから植え込みましょう。
ニューラージパールグラスの育て方
ニューラージパールグラスの育て方は初心者にも簡単にできます。ポイントをおさえれば、約3カ月ほどでニューラージパールグラスのじゅうたんを作れるのでおすすめです。育て方と栽培するときの注意点をみていきましょう。
育て方①置き場所
ニューラージパールグラスは日光に弱い植物なので、直射日光があたらない適切な置き場所を選ぶことが大事です。直射日光が当たると、黄色になって枯れたり苔が生えたりしてしまいます。
育て方②水質・水換え
ニューラージパールグラスを育てるには、弱酸性から中性の水で26℃前後の温度を保つといいでしょう。新しいソイルで立ち上げると、成長がおそくなる場合がありますが、水槽の水換えを多めに行うことで改善できます。通常の水換えは、1週間に1回か2回の頻度で、水槽の半分程度の水を交換しましょう。
育て方③光量
ニューラージパールグラスをきれいに育てるには、光量がポイントとなります。60cmの水槽で、20wの蛍光灯が2灯あると十分に育つでしょう。
育て方④CO2添加
ⅭO2添加はかならず必要ではありませんが、育成が楽になったり成長のスピードがあがったりするので、準備したほうがいいでしょう。また、CO2が葉に気泡をつけて美しくみえます。1秒に1滴程度のスピードで添加しましょう。
育て方⑤トリミング
約3cmほどの厚みになったらトリミングしましょう。ニューラージパールグラスは密集して横に広がる植物なので、光が当たらない葉はすぐに枯れてしまいます。すべての葉に光を当てることは難しいので、うまく育てるには枯れた葉をすぐにトリミングすることで元気な葉に育つでしょう。
育て方⑥肥料
ニューラージパールグラスは、肥料を特にあたえる必要はありません。葉の発色が悪くなったときに水草育成用液体肥料を使います。肥料をあたえすぎると、逆に枯れてしまう原因となりますので、量に注意しましょう。