ハイグロフィラ・ポリスペルマとは?水草としての種類・特徴や育て方

ハイグロフィラ・ポリスペルマとは?水草としての種類・特徴や育て方

ハイグロフィラ・ポリスペルマの育て方を学びましょう。ハイグロフィラ・ポリスペルマはアクアリウムファンにはおなじみの水草の一種です。ハイグロフィラ・ポリスペルマの特徴や仲間の種類のほか、育て方のポイントやトリミングの方法について解説します。

記事の目次

  1. 1.ハイグロフィラ・ポリスペルマとは
  2. 2.ハイグロフィラ・ポリスペルマの特徴
  3. 3.ハイグロフィラの種類
  4. 4.ハイグロフィラ・ポリスペルマの育て方
  5. 5.ハイグロフィラ・ポリスペルマの手入れ
  6. 6.ハイグロフィラ・ポリスペルマの増やし方
  7. 7.まとめ

ハイグロフィラ・ポリスペルマの手入れ

栽培自体はとても簡単なハイグロフィラ・ポリスペルマですが、非常に成長が早いためすぐに見栄えが悪くなってしまいます。こまめにトリミングや差し戻しといった手入れを行いましょう。水槽内という狭い空間で行う水草栽培では、一般的なガーデニングよりも手入れの重要度が高いといえます。定期的に手入れを行う習慣をつけてください。

手入れ①トリミング

トリミングとはいわゆる剪定のことで、最も基本的な水草の手入れ作業のひとつです。トリミングに使うハサミは一般的なものでも構いませんが、トリミング専用のハサミを使うとより楽に作業を行えます。ハイグロフィラ・ポリスペルマは多少乱暴にトリミングしても大丈夫なので、伸びすぎて邪魔な部分はどんどんカットしてしまいましょう。

ポイント

  • 頻繁にトリミングを繰り返すことで、コンパクトにまとまった株に育てられます。

手入れ②枯れ葉取り

ある程度長く栽培していると、下のほうの葉から徐々に枯れていきます。枯れ葉は見栄えが悪いだけでなく、水質を悪化させる原因にもなるのでこまめに取り除いてください。枯れ葉取りを繰り返していると、やがて下葉のまったくないバランスの悪い株になってしまいます。その場合は次に説明する差し戻しを行って、株をリセットしてあげましょう。

手入れ③差し戻し

差し戻しはいわゆる挿し木に近い手法です。

  1. 伸びすぎてバランスの悪くなった株を根ごと底床材から抜き取る
  2. 適当な位置でカットする
  3. カットした上の部分を底床材に植え付けて発根させる
こうすることで長く育てた株を、若々しい元気な株に生まれ変わらせてあげましょう。この差し戻しもトリミングと同じく水草栽培の基本的技術です。2つの技術を組み合わせて理想的なレイアウトを目指してください。

ハイグロフィラ・ポリスペルマの増やし方

ハイグロフィラ・ポリスペルマはトリミングの際にカットした部分を差し戻すことで簡単に増やせます。日常的な手入れの延長で増やしていけるので、特別な作業や技術は必要ありません。まずは2~3株から栽培をスタートして、徐々に増やしながらレイアウトを決めていくのも楽しいでしょう。

まとめ

水草の栽培は園芸ファンにとっては少しとっつきにくいかもしれません。しかし水草の世界も陸上の植物と同じくらい多種多様で奥の深いものです。そんな水草の魅力を知るきっかけとして、ハイグロフィラ・ポリスペルマは最適な品種といえるでしょう。まずはここから水草栽培の面白さに触れてみてください。

ぬーとりあん
ライター

ぬーとりあん

植物も動物も大好きな生き物ライター。自然への好奇心が尽きません!

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