キャットニップとは?猫を魅了する理由や効能・食べ方をご紹介!

キャットニップとは?猫を魅了する理由や効能・食べ方をご紹介!

キャットニップとは、猫に与えるとマタタビのような効果のあるハーブです。猫だけでなく、人間が食べたり、ハーバルバスとして利用したりすることもできます。マタタビよりも刺激が少なく、やさしい清涼感のあるキャットニップの効能や美味しい食べ方をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.キャットニップとは
  2. 2.キャットニップの効果効能
  3. 3.キャットニップの使い方
  4. 4.キャットニップの美味しい食べ方
  5. 5.まとめ

キャットニップの効果効能

Photo by Muffet

キャットニップは猫だけでなく、人間が食べたり飲んだりしても効果があります。面白いのは人間にも猫にもリラックス効果があるのに、一部の猫にだけ興奮作用もあらわれることです。多頭飼育している場合は、一度にキャットニップを与えると興奮した猫が他の猫とケンカを始める可能性があるので、個体によって効果がどのようにでるか知っておくとよいでしょう。

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キャットニップの成分は、マタタビよりも刺激が少なく、過剰摂取によるトラブルがないので安心です。キャットニップを与えると葉に体やあご、顔などをなすりつけたり、噛んだりします。一部興奮する猫もいますが、トロンとしてよだれをたらす猫もいるようです。普通はストレス解消に、興奮反応をする猫には元気がないときや運動不足のときにあたえます。

ボタニ子

ボタニ子

キャットニップの効果は5分~15分程度しか続かないわ。それ以降は30分~数時間影響がないの。あげすぎると慣れちゃうから注意してね。

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キャットニップには発汗作用や解熱作用があるようです。精油成分としてふくまれるカルバクロールやタンニンには殺菌作用もありますので、風邪対策に役立ちます。弛緩、鎮静作用もありますので、気持ちの高ぶりを鎮め、ストレスや不安の解消など神経系の興奮を落ち着かせて、不眠の解消を助けてくれるでしょう。消化不良や胃腸の不調の改善にも役立ちます。

キャットニップの使い方

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キャットニップは生のままでも乾燥させても効能があります。殺菌作用の他に防虫の効能もあるので、おしゃれなリースにして窓際に飾ると蚊やコバエ、ゴキブリなどの虫よけになるでしょう。コンパニオンプランツとして寄せ植えしてもおしゃれです。イチゴと一緒に植えると防鳥効果があります。猫用品だけでなく人間にも効能があるおすすめの使い方をご紹介しましょう。

ボタニ子

ボタニ子

キャットニップはアブラムシや甲虫、ダニなんかも防虫できるんですって。さらに、みつばちも呼んでくれるから、受粉のお手伝いをしてもらえるわ。

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キャットニップを猫に与えるときは、そのままきれいにあらってあげてください。かじったり体や顔をすりつけて楽しみます。前述のとおり、元気になる猫もいればとろんと酔ったような状態になる猫もいますので、ご自宅の猫の反応を知っておくことがおすすめです。乾燥させて袋に詰めるとキッカーという猫用品になります。プレゼントにもかわいいので作ってみましょう。

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キャットニップの人の使い方は、飲む、食べる、浸かるです。美味しい食べ方は後述しますが、茎ごと乾燥させてハーバルバスとしてリラックスタイムを楽しみましょう。収斂や鎮痛作用があるので、疲れて体をほぐしたいときは、ぬるめのお湯に乾燥させたキャットニップを袋に詰めて浮かべてみてください。乾燥させても優しいミントの香りにつつまれます。

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キャットニップの美味しい食べ方

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