松江イングリッシュガーデンとは?施設の基本情報や訪問におすすめの季節を紹介!

松江イングリッシュガーデンとは?施設の基本情報や訪問におすすめの季節を紹介!

松江イングリッシュガーデンとは、島根県松江市にある英国式庭園です。イギリス出身の造園デザイナー監修のもとつくられた本格的な庭園は、季節ごとに違った魅力が楽しめますよ。松江イングリッシュガーデンの施設情報やおすすめの季節をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

記事の目次

  1. 1.松江イングリッシュガーデンとは
  2. 2.松江イングリッシュガーデン訪問におすすめの季節
  3. 3.松江イングリッシュガーデンの見どころ
  4. 4.まとめ

松江イングリッシュガーデンとは

Photo byCallyL

松江イングリッシュガーデンとは、島根県松江市の宍道湖(しんじこ)のほとりにある英国式庭園です。園内には約500種類の植物が植えられていて、一年を通してさまざまな種類の花が楽しめます。また、園内の多目的ホールでは生け花教室などのイベントが開催され、ガーデン以外も楽しめるスポットです。

松江イングリッシュガーデンの特徴

島根県松江市にある松江イングリッシュガーデンは、イギリス出身の造園デザイナーであるキース・ゴッドが監修している英国式庭園です。庭園内は人工的なフォーマル(整形式)ガーデンと、自然そのままの風景が楽しめるインフォーマル(非整形式)ガーデンから構成されています。日本で初めての本格的な英国式庭園で、島根県外からもたくさんの人が訪れます。

松江イングリッシュガーデンの施設情報

営業時間・入場料

<営業時間>
松江イングリッシュガーデンの営業時間は、季節によって以下のように変わります。

4月~9月 9:00~17:30
10月 9:00~17:00
11月~3月 9:00~16:30
最終入園は閉園時間の30分前で、年末年始(12月29日~1月3日)は休園です。

<入場料>
松江イングリッシュガーデンの入場料は、無料です。

アクセス

  • 一畑電車北松江線「松江イングリッシュガーデン前駅」から徒歩5分
  • 一畑電車「松江しんじ湖温泉駅」から電車で約5分
  • JR松江駅から市営バスで約30分
  • 出雲空港から車で約40分

松江イングリッシュガーデン訪問におすすめの季節

春(3月~5月初旬)

春はリンゴやスイセンなど香りのよい花が多く咲くので、香りを楽しむのにおすすめの季節です。色鮮やかな小花たちが咲き乱れ、草花と木々のコントラストを楽しめますよ。バーゴラの中庭にあるシナフジが見ごろになるのも、この時期です。

初夏(5月中旬~6月中旬)

5月中旬以降になると、イングリッシュガーデンの王様といわれているクレマチスが開花します。そして、たくさんのバラも初夏に満開を迎えます。大輪の花々を目で見て楽しみたい人は、初夏に訪れるとよいでしょう。

夏(6月下旬~8月頃)

夏になると、ヒマワリやユリが花を咲かせます。また、夏は園内の木々がよく成長する季節です。緑でいっぱいの園内を散歩すると、森林浴をしているような気分になれますよ。宍道湖を眺めながらレジャー感覚を味わいたいときは、夏がおすすめです。

松江イングリッシュガーデンの見どころ

見どころ①ホワイトガーデン

ホワイトガーデンは、その名の通り白い花や銀葉の植物のみが集まっています。アーチ状になったアーバーに絡むツルバラが美しく、園内でも人気のフォトスポットです。

見どころ②イングリッシュ・ランドスケープ・ガーデン

イングリッシュ・ランドスケープ・ガーデンはバラ、スモークツリー、スイレン、クレマチスなどが配置されているエリアです。このエリアには自然風の池があり、まるで本場のイギリス庭園にきたような気分になれます。

見どころ③バラのテラス(ローズ・ガーデン)

ローズ・ガーデンでは赤や白、ピンクなどのたくさんの色のバラが見られます。5月中旬~6月中旬ごろになるとバラが満開になり、その景色は圧巻です。松江イングリッシュガーデンはとくにたくさんのバラの品種が植えられているので、訪れた際にはチェックしましょう。

見どころ④バーゴラの中庭

バーゴラの中庭では、シナフジやタイムが楽しめます。バーゴラとは、つる性の植物を絡ませるための棚のことです。バーゴラを設置することで、立体的に花が楽しめるように工夫されています。バーゴラに絡むシナフジが日陰を作ってくれるので、くつろぐのにも最適のエリアです。

見どころ⑤噴水広場(ロンデル)

ロンデルと呼ばれる噴水広場は、周囲を生垣で囲まれています。噴水の水音を楽しみながら休憩できるスポットです。先に続くサンクンガーデンを見下ろせる位置にあり、宍道湖も見渡せます。

見どころ⑥キングサリのアーチ

キングサリとは、別名キバナフジともいわれるマメ科の植物です。5月中旬頃には、鮮やかな黄色の花を咲かせます。足元に咲くクレマチスやアリウムギガンチウムとのコントラストが美しいエリアです。

見どころ⑦サンクンガーデン

サンクンガーデンは沈床園(ちんしょうえん)とよばれていて、周りのエリアより少し低い位置にあります。ここから、周囲を見上げるように園内全体の様子が見られますよ。このエリアに植えられているカンナは夏に見ごろを迎えるので、夏に訪れた際は立ち寄ってくださいね。

見どころ⑧いこいの広場

いこいの広場には、ガゼボという西洋風の東屋(あずまや)があります。大きなガゼボに、アイビーやロニセラが絡んでいるのが印象的です。また、このエリアからは宍道湖が一望でき、春にはシバザクラが満開になります。

まとめ

Photo byPhil59

島根県松江市にある松江イングリッシュガーデンは、日本初の本格的な英国式庭園です。フォトジェニックなスポットがいくつもあり、季節ごとに移り変わる姿が楽しめます。景観だけでなく、実際に庭の中に入って植物と接することで、香りや花の様子も楽しめますよ。無料で入場できるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

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ライター

apple.

ターシャ・テューダーが好きな食いしん坊ライター。ゴーヤでグリーンカーテンを作るのが夢。フラワーアレンジメント歴5年で好きな花はミモザとユーカリ。

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