トマトジュースダイエットの効果
効果①脂肪燃焼
トマトジュースに含まれる13-oxo-ODAという成分は、脂肪燃焼作用が認められています。13-oxo-ODAを摂取することで腸内温度が上昇し、エネルギー代謝、体脂肪燃焼につながるといわれます。このダイエット成分は生のトマトよりトマトジュースにより多く含まれるため、ダイエットにはトマトジュースがおすすめです。
効果②新陳代謝アップ
トマトジュースに含まれるリコピンは抗酸化作用が強く、血液中のコレステロールの酸化を防いで血流をうながすといわれます。血行がよくなることで体の代謝があがり、エネルギーを効率よく消費し、脂肪をためにくい体質に導く効果が期待できます。
効果③便秘解消
トマトに含まれる成分ペクチンは水溶性食物繊維で、お通じの調子を整えてくれる効果が認められています。不足しがちな食物繊維を効率よく補い、便秘の解消につながるというのもトマトジュースダイエットのうれしいポイントです。
効果④むくみ解消
トマトに含まれるカリウムは、むくみ解消に有効です。体内のナトリウム(塩分)が増えすぎると、体内に水をためこもうとする力が働き、むくみにつながるといわれます。カリウムには細胞の浸透圧を調整する働きが認められ、余分な水分の排出をうながす効果が期待できます。
効果⑤疲労回復
トマトジュースに含まれるクエン酸には、疲労回復効果が認められています。体にたまった疲労物質の乳酸を分解し、疲れた体の回復に効果的です。クエン酸には適度に胃酸の分泌をうながす働きも期待できるため、疲れて食欲のないときにもおすすめです。
効果⑥美肌効果
リコピンの抗酸化作用は美肌づくりにも有効です。活性酸素によって傷つけられた肌細胞に働きかけて、しわやたるみを予防し、シミやくすみのもととなるメラニン色素の沈着を防いで肌を健やかに保つといわれます。
効果⑦サビない体を保つ
体のサビの原因となる活性酸素の排出を促してくれるのが、トマトに含まれるリコピンです。リコピンの抗酸化作用は、生活習慣病など健康上さまざまなトラブルの原因となる活性酸素と戦います。サビない体を保つための強力な味方といえるでしょう。
トマトジュースダイエットの際の注意点
注意点①医師に相談してから
トマトジュースに含まれるカリウムは、腎臓に影響をおよぼす可能性があります。腎臓に持病を持っていたり、腎臓が弱かったりする方は、トマトジュースダイエットが健康に影響がないことを医療機関で確認してからダイエットをはじめてください。
注意点②塩分・糖分の摂りすぎに注意
市販のトマトジュースには塩分や糖分、そのほか、飲みやすくするための添加物が含まれているものがあります。毎日飲み続けるなら無塩、無糖など添加物を含まないものを選びましょう。トマト100%と表示があるか確認して購入することをおすすめします。
注意点③バランスのよい食事を心掛けて
トマトジュースダイエットはバランスのよい食事が基本です。栄養が偏った食事では美しくダイエットできません。朝昼晩と栄養のバランスの取れた食事を心掛けたうえで、トマトジュースをプラスしましょう。
トマトジュースダイエットのバリエーション
トマトジュースの味にあきてきたなと感じたら、飲み合わせも考えながら、ほかの食材を加えてバリエーションを楽しんでみましょう。
バリエーション①オリーブオイルを混ぜる
トマトジュース200mLに小さじ1杯ほどのオリーブオイルを混ぜます。リコピンは脂溶性で油に溶けやすく、オリーブオイルとあわせてとることで効率よく吸収できます。また、オリーブオイルには便通を整える働きが認められているため、便秘がちならこの方法がおすすめです。
バリエーション②牛乳を混ぜる
トマトに牛乳というと抵抗を覚えるかもしれませんが、味がマイルドになり意外にもマッチする飲み合わせです。カルシウムの補給にもなり、乳脂肪がリコピンの吸収をうながしてくれるというメリットも期待できます。トマトジュースと牛乳を3:1程度の割合で混ぜてみてください。
バリエーション③酢を混ぜる
リコピンの働きを高めたいなら、トマトジュース200mLに小さじ1~2杯の酢を加えてみましょう。糖の吸収を抑えてくれる働きが期待できる酢は、ダイエットにもおすすめの食材です。おすすめの酢はリンゴ酢やワインビネガーなどのマイルドな味のものです。無塩、無糖であることを確認してください。
バリエーション④タバスコを混ぜる
トマトジュースにピリッとしたスパイスを効かせるなら、タバスコを数滴たらす方法がぴったりです。スペインのトマトスープ、ガスパチョを思わせる風味が加わり、いつもと違う味を楽しめます。入れすぎは塩分の過剰摂取につながるため、適量を守ってください。
バリエーション⑤レモン汁を混ぜる
もっとさっぱりと飲みたいと感じたら、レモン汁を小さじ1~2杯加えるとトマトジュースが飲みやすくなります。トマトジュースにレモン汁のさわやかさが加わり、サラッと飲みやすい味に変化します。ビタミンCの補給にもなり、朝食にもおすすめの方法です。
トマトジュースダイエットで理想の体を手に入れよう!
トマトジュースダイエットでは、いつ飲むか、どれくらい飲むかも大切です。飲むタイミングは夜がおすすめですが、必ず朝ではなく夜に飲まなければ効果が期待できないということではありません。適量を守って、無理なく続けることが重要です。まずは気軽にトマトジュースダイエットにチャレンジしてみましょう。
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出典:写真AC