メネデールの特長と使い方！発根促進剤としての効果を詳しく解説！

ここではメネデールの効果的な使い方まで紹介します。メネデールを上手に利用して、庭木や草花、野菜や観葉植物など、家庭で育てている植物たちを健やかに育てましょうね。

メネデールは使用目的に合わせて50倍から200倍に希釈して使います。基本は100倍です。ここから紹介する使い方でも、希釈して使うので気をつけましょう。

最も一般的な使い方です。庭木、草花、野菜など育てている植物の元気がなくなっている際に、メネデール100倍希釈液を与えます。庭木の場合は根回りを軽く掘って、メネデール希釈液を注ぎましょう。これを週に一回のペースで約一カ月ほど続けると、樹勢が回復します。草花の場合は週に一回、水やりでメネデール希釈液を与えましょう。霧吹きなどでスプレーする方法もおすすめですよ。

植え付けの前に、種や球根を希釈したメネデール液に漬けると、発芽率が上がります。種まきや植え付けの際にも、あらかじめ土をメネデール希釈液で湿らせておくと発芽率をさらに高めるのに効果的です。植え付け直後の水やりにもメネデール希釈液を使用します。その後も週一回の割合で、メネデール希釈液を与えましょう。

花苗や野菜苗の植え付けにメネデールを使うと、根付きが早くなって生育がよくなります。鉢や花壇に植え付けた後、メネデール100倍希釈液で水やりすればOKです。その後約一カ月の間、週一回のペースでメネデール希釈液で水やりします。

果樹や花木などの苗木の植え付けは、苗木の大きさで使い方が少し違います。小さめの苗木の場合は、植え付ける前に、2、3時間ほどメネデール100倍希釈液に漬けることです。大きな苗木の場合は、植え付け後にメネデール100倍希釈液で水やりします。その後は週に一回、メネデール希釈液を水やりすることを約一カ月ほど続けます。

植え替えや株分けの際にメネデール希釈液を使うと、発根率が高まるので根つきが早くなります。植え替え・株分け時、植え付ける前にメネデール希釈液に数時間漬けるか、植え付けた後にメネデール希釈液で水やりすればOKです。その後は週一回のペースで、メネデール希釈液を水やりしましょう。

室内で栽培することが多い観葉植物を、健やかに育てる目的にも、メネデールは大いに役立ちます。使い方は苗の植え付けや植え替えと同じで、植え付け時にメネデール100倍希釈液を水やりします。その後、週一回のペースでメネデール希釈液を水やりしましょう。日常の管理として、メネデール希釈液を葉面散布するのもおすすめです。

メネデールには、切り花を長持ちさせる効果もあります。花瓶の水にメネデールを加えると切り花の水のあがりがよくなるので、みずみずしい状態が長く続きますよ。花瓶の水に加える量は、100倍希釈が目安です。

メネデールには発根効果もあるので、挿し木や挿し芽の発根促進剤としても使うことができます。使い方も簡単です。挿し木・挿し芽をメネデール希釈100倍液にしばらく漬けた後、挿し木用土に挿します。漬ける時間は、草本性は30分以上、木本性は2時間から3時間でOKです。挿し木用土に挿した後は、2、3日ごとにメネデール100倍希釈液を与えましょう。

土を使わない水耕栽培は手が汚れず、室内の小スペースで栽培できるので、人気の高い栽培方法です。ただし土がない分、どうしても栄養不足から生長不良になりやすいという弱点があります。そこで液肥や発根促進剤を上手に利用することで、栄養不足を補うという訳です。メネデールは水耕栽培でも活躍します。使い方は上記と同じで、挿し木の際の発根促進剤として使います。

メネデールは弱った植物を回復させ、植え付けや植え替え、挿し木や水耕栽培、切り花の延命と、さまざまな場面で活躍してくれる素晴らしい活力剤です。上手に使って家庭の植物たちを、より美しく健やかに育てましょうね。