マイヤーレモンとは?味・香りから産地・旬な季節・食べ方までご紹介!

マイヤーレモンとは?味・香りから産地・旬な季節・食べ方までご紹介!

マイヤーレモンというくだものをご存じですか?一般的なレモンに比べて甘みがあって食べやすい、近年人気急上昇中のくだものです。国内での生産地や旬の季節、おいしい食べ方や育て方まで、マイヤーレモンの基本情報についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.マイヤーレモンとは
  2. 2.マイヤーレモンの生産地
  3. 3.マイヤーレモンの育て方
  4. 4.マイヤーレモンの収穫
  5. 5.マイヤーレモンの食べ方
  6. 6.マイヤーレモンを使った料理
  7. 7.まとめ

マイヤーレモンとは

出典:写真AC

マイヤーレモンはオレンジとレモンが自然交雑した品種といわれている柑橘系のくだものです。一般的なレモンに比べると皮がつるつるとした触り心地です。皮の色もレモンよりも濃い色をしていて、大きさはライムと同じくらいの大きさです。アメリカ人のフランク・マイヤーという人が見つけたことから、マイヤーレモンという名前がつけられたとされています。

マイヤーレモンの味や香り

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マイヤーレモンはレモンに比べて酸味が少なく、まろやかな味わいです。よい香りの皮は薄くて、果肉もすっぱさを感じないため食べやすいです。レモンやオレンジと同じように、お菓子や料理の材料としても広く使われています。特におすすめなのがマーマレードで、ちょうどレモンとオレンジの間くらいの、透明感のあるオレンジ色のジャムになります。

マイヤーレモンの生産地

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マイヤーレモンのもともとの原産地は中国で、現在はニュージーランド産が多く輸入されています。日本国内の生産地としては三重県や和歌山県、中国地方や静岡県など、温暖でミカン栽培の盛んなところがあげられますが、どの生産地でも量はそれほど多くありません。国内産は農薬や防カビ剤などの使用面からも安心感が強く、価値も高いといえるでしょう。初夏~秋にはニュージーランド産の、冬場は国産のマイヤーレモンが市場に出回っている傾向にあります。

マイヤーレモンの育て方

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乾燥に強く生命力旺盛なマイヤーレモンは、初心者にもたいへん育てやすい果樹のひとつです。基本の育て方はほかのオレンジやレモンと同じなので、ポイントを順番に見ていきましょう。マイヤーレモン以外の育てやすいレモンについても、一緒にご紹介します。

育てやすいレモンの品種

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育てやすいレモンの品種をいくつかご紹介します。大きさや形、マイヤーレモンよりも酸味があるものや、果肉がやわらかいものなど、品種によって違いがあっておもしろいですね。マイヤーレモンを親にしたラフマイヤーという交配種もありますよ。

マイヤーレモン

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まず、今回のテーマであるマイヤーレモンです。とげが少なく、耐寒性の面でも申し分ありません。とても育てやすい品種ですし、食べ方もさまざまです。完熟させると甘みすら感じるほどの酸味のまろやかさが人気です。

リスボン

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原産地はポルトガル、国内の生産地としては広島県を中心としているのがリスボンです。レモンの中でもっとも寒さに強い品種とされています。ラグビーボールのような楕円形の実が特徴的です。関東以北でも栽培可能ですが、寒い季節は防寒対策をしてあげると安心でしょう。

璃の香(りのか)

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上記のリスボンと日向夏との交配種で、和歌山県での栽培が盛んです。和歌山県のほかには、三重県や神奈川県、九州地方での栽培に適しています。早生で、11月下旬から収穫が可能です。実の大きさと、酸味のまろやかさに定評があります。

ユーレカ

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カリフォルニアが原産で、果肉がやわらかいことが特徴の品種です。日本で栽培するときは、ビニールハウスを使うことが多いようです。みずみずしい果汁のおいしさで人気があります。

ビラフランカ

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リスボンとユーレカの両方の特徴を持ったレモンがビラフランカです。耐寒性に優れ、木の生育も穏やかなので、初心者にも育てやすい品種といえるでしょう。原産はシチリアであるとされています。こちらも広島県をはじめとした中国地方での栽培が主です。

ラフマイヤー

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ラフレモンとマイヤーレモンの交配種がラフマイヤーです。酸味がおだやかで一般的なレモンより大きさがやや小ぶり、皮がつるっとしているなど、マイヤーレモンと同じような特徴をたくさん持っています。ラフマイヤーは風味がよく、ジャムにしてもおいしい品種です。

マイヤーレモンの育て方①日当たり

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柑橘系くだものの産地である中国地方や和歌山県のような、温暖な気候を好みます。日当たりがよく、強い風は当たらないような場所で育ててください。風が当たる場所で育てると、レモンの木が傷んでしまって、育つレモンの大きさや重さにも影響が出てしまいます。

マイヤーレモンの育て方②水やり

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レモンは乾燥には強い植物ですが、特に夏場、雨が長いあいだ降らない季節には、水やりにも気を使ってあげる必要があります。土の表面が乾いていないか、葉がしおれていないかをチェックのポイントにして、乾燥していると感じたら水をやるようにしてください。葉の裏にも水を当てるように意識すると、ダニやアブラムシなどの予防にもなります。

マイヤーレモンの育て方③土・肥料

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栽培に慣れていないうちは、水はけがよく、元肥の混ざった専用の土を選ぶと安心です。専門店で「果樹用」や「柑橘用」という表記のある土を探してくださいね。レモンを元気に育てるためには、適切に肥料を与えることは必要不可欠です。有機肥料を正しいタイミングで与えると、収穫するレモンの大きさに違いが出るのでとても達成感がありますよ。

マイヤーレモンの育て方④剪定

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レモンの選定を行う場合は、あたたかい季節になる前の、3月~4月中旬ごろまでに行うのがよいでしょう。前の年に実をつけた枝や弱っている枝を中心に選定します。レモンは春に伸ばした枝に翌年実がなるため、実をつけてほしい枝は剪定しないのがたくさんのレモンをつくるポイントです。また、レモンは成長速度が速いのが特徴のひとつでもあります。あっという間に樹高が高くなってしまうので、2m程度を目安にこまめな剪定を行うとよいでしょう。

マイヤーレモンの育て方⑤植え付け

レモンを植え付ける時期も、剪定と同じく3月~4月が適しています。水はけがよく、窮屈にならない大きめの鉢に植え付けてくださいね。植え付けた直後の苗は風の影響を受けやすいので、しっかりと根を張れるように支柱を深く差してサポートしましょう。

マイヤーレモンの育て方⑥植え替え

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レモンはぐんぐん成長するので、植え替えも2年~3年に1度は行うのがおすすめです。大きく育てたい場合は根鉢はいじらず土や肥料を追加して、ひと回り大きなサイズの鉢に植え替えましょう。サイズは変えたくないという場合は根鉢を3割ほどカットして、空いた部分に土と肥料を加えてください。

ボタニ子

ボタニ子

続いて、マイヤーレモンの収穫について解説!

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マイヤーレモンの収穫

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