ゆずを長持ちさせる保存方法は?おいしく保存できる加工・保管方法13選!

ゆずを長持ちさせる保存方法は?おいしく保存できる加工・保管方法13選!

ゆずは日本で冬の定番の柑橘です。自宅にゆずの木がある方はたくさん穫れたゆずの保存、保管に困ったことはありませんか?今回はゆずの品種や栄養、ゆずの上手な保存方法や保管の仕方を紹介します。おいしく加工して長持ちさせる方法、冷凍保存の仕方もチェックしましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ゆずの概要
  3. 3.ゆずの品種
  4. 4.ゆずの用途
  5. 5.ゆずを長持ちさせる保存(保管)方法
  6. 6.ゆずを長持ちさせる加工方法とは
  7. 7.ゆずの保存(保管)加工方法①~⑤
  8. 8.ゆずの保存(保管)加工方法⑥~⑩
  9. 9.まとめ

はじめに

Photo by yto

毎年冬になると、ゆずがたくさん穫れるけど保存に失敗してシワシワになってしまった…そんな経験はありませんか?この記事では、ゆずの品種や栄養、ゆずの上手な保存(保管)の仕方やおいしく加工して長持ちさせる方法、冷凍させて保存する方法などを紹介します。まずはゆずの基本情報からおさらいしましょう。

ゆずの概要

Photo byJirreaux

名前 ゆず(柚子) 栽培難易度 ★★☆☆☆
科名 ミカン科ミカン属 収穫時期 11月~12月ごろ
原産地 中国 日本の生産地 高知県
徳島県など
耐寒性 つよい 耐暑性 つよい

ゆずはミカン科ミカン属の常緑低木です。生産・消費ともに日本が最も多く、日本では古くから親しみ深い柑橘類です。ミカン属のなかでは耐寒性に優れ、ほかの柑橘類に比べて栽培に手がかかりません。柑橘類に多い病気にも耐性があり、消毒や農薬を必要とせず無農薬栽培ができます。果皮はでこぼこしていて果実は酸味が強く、種が多いです。

ゆずの栽培

ゆずを植える時期は、3月中旬~4月の暖かくなったころです。ゆずは日光を好み、日当たりがよく水はけのよい場所に植えるとよいでしょう。5月ごろに小さい白い花を咲かせ、早ければ9月ごろから収穫が可能です。樹高が150cm以上になるため、3月~4月に毎年剪定しましょう。

ゆずの栄養

Photo byPL_MAPHO

ゆずは酸味のもとであるクエン酸や、ビタミンC、食物繊維やペクチンなどを含みます。クエン酸は疲労回復や食欲増進によいとされ、ゆずの皮にはユズノン、リモネン、ピネンなどの香り成分が含まれています。香り成分にはリラックス効果が期待されています。果肉よりも皮のほうがビタミンなどの栄養素を多く含むため、皮を刻んで食べるとよいでしょう。

ゆずの旬である11月~12月は、年末で忙しく体調を崩しやすいから、ゆずの疲労回復効果は体にいいわね!

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ゆずの品種

①本柚子(ほんゆず)

本柚子は、よくスーパーなどにも並ぶ種類のゆずで「木頭系(きとう)」「海野系(かいの)」、早生品種である「山根系(やまね)」、種のない小ぶりの「多田錦」などの種類です。果実は丸い形で110gほどの重さです。

②花柚(はなゆ)

花柚は「花柚子(はなゆず)」や「一才ゆず」「常柚(とこゆ)」などと呼ばれ、柚子の近縁種にあたります。果実は皮がうすくおよそ50gほどの小ぶりなサイズが特徴です。花や果実の香りがよく、香り付けに使われることが多いです。

③獅子柚子(ししゆず)

獅子柚子は「ゆず」と名前がついているものの、文旦(ブンタン)の仲間です。ゴツゴツとした黄色い果皮に、500g~1kgほどの大きい果実が特徴です。獅子柚子は別名「鬼柚子(おにゆず)」「ジャガタラ柚」と呼ばれることもあります。生食には向かず、はちみつや砂糖漬け、煮込んでジャムに加工するとおいしく食べられます。

④柚香・柚柑(ゆこう)

柚香・柚柑(ゆこう)は徳島県・高知県で江戸時代から栽培されてきたゆずの近縁種とされる柑橘です。果実は140gほどの大きさで香りがよく、酸味が強い柚香はポン酢の原料に使われています。

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ゆずの用途

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